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甲府が20試合無敗のJ2新記録を樹立し、J1昇格を決める!

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[10.14 J2第38節 甲府 2-2 湘南 中銀スタ]

 大混戦となっているJ2の首位と2位の直接対決は、白熱した一戦となった。引き分け以上の結果でJ1昇格の決まる首位のヴァンフォーレ甲府は、ホームに2位の湘南ベルマーレを迎え、第38節のゲームを戦った。前半28分、湘南のFW大槻周平に先制点を許した甲府だが、後半5分にFWフェルナンジーニョのクロスをMF井澤惇が合わせて同点に追い付く。そのわずか1分後、湘南のFWキリノに得点を許し、再びリードされたが、このままでは終わらなかった。後半17分、FWダヴィが自ら得たPKを決めて試合を振り出しに戻すと、終盤は湘南にボールを回させながら、速攻を狙う試合巧者ぶりを見せる。このまま2-2で試合は終了し、20試合連続無敗というJ2新記録を樹立するとともに、J1昇格を決めた。

 最初にチャンスをつくったのは、湘南だった。前半18分にMF永木亮太が強烈なミドルシュートが甲府のゴールに飛んだが、GK荻晃太がしっかりとキャッチする。甲府も同25分にはFWフェルナンジーニョが、得意のドリブル突破からシュートを放ったが、ゴールライン上で湘南のDFがブロックする。

 試合を動かしたのは、アウェーの湘南だった。前半28分にMF古林将太が右サイドから折り返したボールを、PA内でMF高山薫が折り返す。このボールを大槻がヘッドで押し込み、今シーズン先制した試合は15勝3分けと無敗の湘南が1点をリードした。

 過去2度の昇格はアウェーで決めており、ホームでの昇格を決めたい甲府は、同41分にPA内で縦パスを受けたダヴィが、DFを背負いながらシュートを放つ。しかし、GK阿部伸行に防がれて、同点には追いつけず。甲府が1点を追う形で前半を終える。

 後半に入り、試合一気に動き出す。後半5分に右サイド、フェルナンジーニョからのクロスを井澤が合わせて、ゴールネットを揺らした。10番の今季初ゴールで追い付いた甲府だが、その1分後に再びリードされてしまう。湘南のFW菊池大介が右サイドでボールをキープし、背後にいた古林にパスを出す。古林はダイレクトでゴール前にクロスを入れると、これをキリノがヘッドで合わせて甲府を突き放した。

 それでも、この試合で昇格を決めたい甲府は、後半17分にPA内でダヴィが倒されてPKを獲得する。これをダヴィ自らが決めて、2-2と試合を振り出しに戻した。このゴールで4試合連続となる得点を挙げたダヴィは、シーズン30得点の大台に乗せた。今季、ダヴィが点を決めた23試合は20勝3分けで無敗の甲府は、縁起の良いゴールを挙げ、さらに攻勢に出る。ダヴィを中心に湘南ゴールに迫っていく。

 後半35分に甲府の城福浩監督は井澤を下げて、DFドウグラスを起用して、守備的な戦い方に変更する。勝ち点3の必要な湘南にボールを回させておき、ボールを奪ってから前線に残したダヴィ、フェルナンジーニョによるカウンターから追加点を狙った。終了間際の湘南の猛攻をしのぎ切った甲府が、今季最多となる1万6634人の観衆を集めたホームゲームで、1年でのJ1昇格を決めた。

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