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連覇達成!鹿島がV戦士コメントを発表

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[11.3 ナビスコ杯決勝 清水1-2(延長)鹿島 国立]

 ナビスコ杯決勝が3日、東京・国立競技場で開催され、16年ぶり2回目の優勝を狙う清水エスパルスと、2年連続5回目の優勝を目指す鹿島アントラーズが対戦し、鹿島が2-1で競り勝った。史上3チーム目となる連覇を達成した鹿島は史上最多5度目の優勝。Jリーグ、天皇杯を含め、6シーズン連続となる16個目のタイトルを獲得した。

以下、クラブ発表の監督、選手優勝コメント

●ジョルジーニョ監督
「先ずは選手たちに優勝おめでとうと伝えたい。また同時にどんな苦しい状況でも支えてくださったサポーターの皆さんに感謝したい。選手たちが努力を続けてこれたのも彼らの存在があったからだ。(選手として、そして監督としてヤマザキナビスコカップを優勝した初めての人物となって)現役でも監督でも獲れたという結果を出したということになったが、そういうチャンスをもらえる人も少ない。だから私は幸運な人間だと思う。ただまだ終わったわけではないし、他のタイトルも獲りにいく。一番重要なのは、選手たちの意思。選手たちから次も獲るという気持ちになってこそ、前に進める」

●GK曽ヶ端準
「難しい試合だった。今年はリーグ戦で思わしくない成績なので、しっかりタイトルを取ってリーグ戦につなげられればと思っていた。勝つと負けでは大きく違うので、しっかり勝つことが出来て良かった。相手の長所であるサイドに気をつけていた。求められていることを出来たと思うし、結果につながった」

●DF岩政大樹
「勝てて良かった。狙い通り、0対0の時間を長くできた。思っていたよりも緊張してしまって、自分はまだまだ未熟だなと思う。タイトルを6年連続取れるというのは、ありえないこと。リーグ戦で成績が出ていない状況のなか、負けていても応援していただいている方たちこそ、真のサポーターだと思う。そういう人たちのためのタイトルだと思っている」

●DF新井場徹
「素直に嬉しい。途中出場だったけど結果的にチームが勝ったことは良かった。前半は相手ペース。そういった中で点を取れた。PKで追いつかれはしたが、徐々にこっちのペースになって来た。その後、うまくゲームコントロールして、冷静に出来た結果が優勝につながった」

●DF青木剛
「出来れば90分で勝ちたかったが、結果的に優勝で終われたことは良かった。勝って喜べるというのは嬉しいこと」

●DF西大伍
「(試合を終えて)疲れた。去年は出場できない中の優勝で、今年は出場しての優勝なので全然違う。攻撃はあまり上手く出来なかった。前半はサコが孤立していたし、前で上手くもらうタイミングが無かった。上がるにはタイミングも必要だから行ける時は行った。守備は前半の最初にやられていたけど、全体的にはしっかり行けていたと思う」

●DF昌子源
「前の試合で大前選手にやられていたので、そこをしっかり抑えて、攻撃は大伍くんに任せた。自分はとにかく大前選手と吉田選手のところを抑えるという役割で入り、攻めは考えていなかった。大前選手はあれだけ若いのにすごかった。結果として止めることができたのかもしれないけれど、内容では負けていたと思う。まさかこんな大舞台でチャンスがまわってくるとは思っていなかった。ガッチガチだったが、自分なりにやれたのではないかと思う」

●MFドゥトラ
「お疲れ様。チョー嬉しい~! 」

●MF増田誓志
「優勝は嬉しいけど次の大宮戦が大事な試合になる。状況が状況なので去年よりは喜びは薄い。優勝してJ1残留が決まる訳ではない。常に試合には最初から出たい気持ちはある。でも出られないからと言ってチームの力になれないのであれば、アントラーズにいる必要はない」

●MF本田拓也
「前半の早い時間帯に失点をしなかったことが大きかったかなと思う。相手のクロスが嫌だった。クロスの対応やこぼれ球には気をつけようと話はしていた。中はやられる気がしなかったので特に問題は無かったが、相手が前から来てそれを受ける形になった。自分たちのペースになった時に、良いテンポでパスを回して良い攻撃ができていたので、そういう時間帯を増やさないといけない。ただ、相手も若くて運動量も多かったので、仕方がない部分はあったかなとも思う。この前の試合でもそうだったが、後半は怖くなかった。若いけど、杉山選手も出ていなかったし、ゲームを組み立てる選手が少なかったと思う」

●MF柴崎岳
「MVPは取れると思っていなかった。個人の賞よりもチームが優勝できたことが嬉しい。2ゴールは誰も予想していなかったと思う。1点目は自分が取ったPKなのでプレッシャーなく思いっきり蹴った。2点目は裏のスペースがあるのが分かっていて、パスが若干長かったけどヨン ア ピン選手が足元を狙っているのが分かっていた。ゴール慣れしてないので緊張した。アントラーズが掲げる団結というものが勝利につながったと思う」

●MF遠藤康
「優勝は嬉しい。2回くらいゴールチャンスがあったが、結果的にチームが勝てたから良かった。決勝だからお互いが探り合いだった。後半以降はスペースが出来ると思ったので、そこで決まるかどうかだった。リーグ戦で2回負けているので、どうしても勝ちたかった。自分がボールを運べれば、後ろが楽になるしドゥトラが何とかしてくれると思っていた」

●MF小笠原満男
「前からの守備は狙いの一つでもある。相手が出て来たところでカウンターをかけ、2得点出来たと思う。SB、CBが相手のクロスに対し、上手く対応出来た。相手への対応力はこのチームの良いところ。何をして良いのか、しちゃいけないのか分かっている選手が多い。予選を含め多くの選手が出場した大会なので全員で掴んだ優勝だと思う」

●FW大迫勇也
「システム上、前で孤立する場面が多いだろうと最初から思っていた。今日は勝ちに徹する、勝つサッカーをしようと思っていたので、本当に結果が出て良かったと思う。相手が前半に疲れてくれたので、いい意味で良かった。自分たちのサッカーが変わっただけで、はじめから前に出ようと思えば出られたと思うが、そこはあえて引いていた。結果が出たからいい。こういう舞台では、結果がすべてなので、本当に良かった」

●FW興梠慎三
「今年はリーグ戦でも下のほうにいて、なかなか良い結果が出ていないので、優勝できたことは良かったと思う。でも、今日は全くやりたいことが出来なかった。うちは引いていて、向こうに合わせていたのかなという立ち上がりだった。もう少しみんなが前に出て来てくれていれば、もっと良いプレーができたかなと思う。僕自身としては、課題しか残らない試合だった。あまりボールも触れていない。後半は向こうが疲れてチャンスが出てくるかと思っていたけど、交代させられてしまった。何もできずにという感じ。監督から「イエローをもらっていたので、1人減るのは厳しいから早めに交代した」と言われた。内容としても良くなかった。相手に主導権を握られながらも、耐えてカウンターで決めたという形だったので。結果的に勝てた試合だった。相手に合わせるのではなくて、自分たちのサッカーをするのがアントラーズだけど、今は難しい」
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