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[早スポ]早稲田大vs筑波大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
[11.3 関東大学リーグ戦1部 早稲田大2-1筑波大 駒沢]

試合後の早稲田大選手コメント

●MF島田譲(4年=鹿島ユース)
―きょうの試合を振りかえって
「前の試合で負けていて本当に後がない状況だったので、皆きょうの試合は絶対に負けられないと思っていました。その部分では相手を上向いたと思いますが、全体としては内容は良くなかったので、しっかり修正して次の試合に臨みたいです」

―筑波大の印象は
「やってることは今までとあんまり変わらないですけど、一人一人技術も高いし、ボールコントロールがうまい相手なので守備では気を使ってやってました」

―PKでゴールを決めましたが自信はありましたか
「前期一回外してるので(1節対流経大、○3-2)、ちょっとビビってたんですけど…入って良かったです」

―優勝の可能性も残りましたが
「そうですね。残り3試合ですけど、全部勝てば優勝できると思うので、優勝だけ目指して頑張りたいと思います」

―次の試合に向けて
「流経大も本当に後期良くなってきたし、強いチームなので、やるべきことを考えてしっかり自分たちでいい準備をして次も勝ちたいと思います」

●MF野村良平(4年=流通経済大柏高)
―きょうの試合を振り返って
「いつも苦手にしている筑波大だったのですが、相手に前に出られないような戦い方ができました。 その点では前期よりも良かったと思います」

―具体的に筑波大対策はされましたか
「相手の攻守の切り替えの際にボールを落ち着かせる間を与えてしまうと、ボールを回されてしまうということは分かっていました。 なので、その前にアプローチをかけてボールを奪い返すということを意識して今週一週間練習をしました」

―守備の面でも奮闘が目立ったと思いますが
「後手に回ると相手の思うつぼなので、早めのプレッシャーを考えました」

―この1勝は優勝争いに残るためにも重要なものになりましたね
「きょうの試合を落とせば優勝はなくなる、という意識は全員で共有して、絶対に勝つ、という気持ちで臨みました。 なので、それが結果に結びついたのは嬉しいです」

―次節に向けての意気込みをお願いします。
「次も勝たなければ何も状況は変わらないと思います。 なので、またしっかり一週間準備をして試合に臨みたいと思います」

●DF三竿雄斗(3年=東京Vユース)
―宿敵・筑波大に見事勝利しました
「残り4試合を全部勝って優勝するというのが自分たちの目標だったので、まず最初の一戦で勝てて良かったです」

―きょうの試合を振り返って
「低い位置ではボールを持てたかもしれませんが、高い位置ではなかなかボールを持つことができず、攻撃に絡めませんでした。個人の出来としては全然ダメでしたが、チームが勝てて良かったです」

―多くのピンチをGKの松澤選手が救ってくれました
「マツ(松澤)には何度も助けられています。相手が技術があるということで、GKも含めて粘り強く守備をしようという話をしていました。その中でもマツが何回かスーパーセーブをしてくれて感謝していますし、日頃から信頼しています」

―個人としての攻撃の課題
「なかなかボールを持つことができていなかったのですが、その中でも自分がセンタリングを上げる回数だったり、攻撃の起点になるパスだったり、もっと自分がやらなければいけないなと思いました」

―優勝にむけて
「残り3試合あります。全然まだ何も決まっていないので、気を引き締めてやっていきたいと思います」

●FW榎本大希(3年=横浜FMユース)
―前節の敗戦があり、きょうの試合は苦手の筑波大ということでしたが勝利しました。振り返って
「この絶対に負けられない状況で相手が筑波大で山場だなというか、すごい大事な試合だし難しい試合になると思って臨みました。本当に粘り強く戦えて、ピンチもあったけど結果的にああいう形で勝てて良かったと思います」

―前半はワセダが主導権を握り、先制するなどありましたが、いかがでしたか
「筑波大のDFラインは少し背後への対応や個人の能力が低いというかそういうところに弱点があると思っていたので、積極的にアクションを起こしていこうと考えてました。またきょう瑛ちゃん(FW片山瑛一)と2トップに入ったのですが、すごく良いタイミングで動き出してくれたし、ボールが入った時は起点になったり、そういう積極的な姿勢が相手の脅威になっていたなと思ったので、そういうところに自分もくっついていくというか、なるべく近いところでプレーしました」

―片山選手のポストプレーが非常に良かったですが、相方としてやりやすかったですか
「きょう瑛ちゃんすごくて、ボールが入ったら自分で行った方が良いんじゃないかと思いましたが、たくさん引き出してくれて一緒にやっててやりやすかったですね」

―後半立ち上がりの失点から一進一退の時間が続きました
「そんなに悪かったわけではないです。PKだったので仕方ないかなという感じはしましたが、ああいう相手に対してもペナルティエリアに入れないようにどんどん迫力をもってプレスをかけていかないと、事故かもしれないですがああいうことになってしまうだなと良い教訓になりました」

―ご自身のゴールを振り返って
「本当にラッキーでしたが、洋史(MF近藤洋史)がまぐれシュートかもしれないですけど前にこぼれてくれて良かったです」

―きょうの勝利で優勝も十分に狙えます。次節の流経大戦に向けて
「これからの試合の1勝が優勝とか順位に直結すると思うので、その次もそのまた次もそうですけど絶対に負けられないので、全員できょうみたいに戦って勝ちたいと思います」

●MF近藤洋史(2年=名古屋U18)
―優勝に向けて貴重な勝利となりましたが
「試合前のミーティングで、きょうを含めて残り4節で全勝すれば必ず優勝できると監督からも言われました。選手も全員そういう気持ちでしたし、チーム一丸となってまずは一勝を掴めて良かったです」

―前節の敗戦を受けてチームで修正した点はありますか
「ケガをしている選手もいてメンバーに多少の変更はありましたが、チームとしては今まで積み上げてきたものを継続するということで特にそういうことはありませんでした。実際、きょうの試合は前半から自分たちのペースでやれている時間もありましたし、良い形で出来ていたと思います」

―GKの頭上を狙った芸術的なキックで2点目を演出しましたね
「あの場面は自分の前に2人のDFがいたんですが、三竿(雄斗)くんがオーバーラップしてくれたことでファーストディフェンダーがその動きに釣られて、2人のDFの間が少し空いて自分に余裕ができました。そのギャップを突いて、左足でのキックを選択して得点に結びつけられましたね」

―あのキックはボールをもった瞬間から意図していたものでしたか
「見た通りです。見たままに書いてください(笑)」

―90分間を通しての、ご自身のプレーに対する評価は
「守備の面では貢献できていた面もあったとはありますけど、ボールタッチの回数も多くないですし、もっとボールに絡んでいかなきゃいけないですね」

―苦戦する印象の強い筑波大に勝利できた要因は
「筑波大は選手間のギャップを狙いながらポゼッションする上手いチームだと思いますし、試合の中でもそれを感じました。でも確かにボールを回される時間帯もありましたが、きょうは相手を外に外に追いやることができたのが守備の面で特に良かった部分だと思います」

―次節の流経大戦に向けての意気込みをお願いします
「最初にも言いましたが残り試合に全勝できれば必ず優勝できるので、絶対に勝ち点3を取りたいと思います」

●GK松澤香輝(2年=流通経済大柏高)
―前節黒星を喫した筑波大相手に勝利を収めました。感想をお願いします
「きょうはホーム担当制ということでチームのためにも勝ちたいと思っていました。勝てて良かったです」

―筑波大の印象はどうでしたか
「非常に技術の高い選手が多く個で打開できる選手もいたので、守備面では苦労しました」

―前半を振り返って
「前半はPKで先制できてそこからの守備がいつも以上に集中してできました。体を張るところなど、いつも以上にできていたと思います」

―後半はいかがでしたか
「後半も守備で粘っていましたが、PKから失点してしまいました。その後2点目を取ろうという意識を全員で共有できたので、得点につながったのだと思います」

―きょうもチームのピンチを救うナイスセーブが見られました
「自分が最後守ることにはGKとしてこだわっています。体を張ってピンチを守れたことは、勝利に貢献できたと思います」

―きょう見つかった課題があれば教えてください
「得点できるチャンスがもっとあったので優位に勝つ必要があったと思います。PKからの失点もありましたが侵入させないことが大事だと思います」

―次節流経大戦に向けて意気込みをお願いします
「流経大は個人的にも絶対負けたくない相手です。優勝のためにも負けられないので絶対に勝ちたいと思います」

●DF奥山政幸(1年=名古屋U18)
―難敵・筑波大に見事勝利を収めました
「優勝するためには絶対に負けられない一戦でしたし、試合前のミーティングからチーム全員気持ちも入っていました。みんなが「チームのために」という意識を持ち、最後まで勝利だけを信じて戦うことができました。やっていて負ける気はしませんでした」

―チームとして目指すところはやはり優勝ですか
「可能性がある限り常に優勝を目指して戦うという姿勢だけは、ぶれずに持ち続けようというのがチームとしての共通認識です。まだ可能性は十分にあると思うので信じて戦っていくだけです」

―1点目のPK獲得のきっかけになるパスもありました
「相手にボールを持たれる時間も長かったので、前で関わる場面はそんなに多くはありませんでした。PK獲得に繋がったパスも、リスクを回避して出したところで瑛ちゃん(FW片山瑛一)が体を張って頑張ってくれただけなので、きょうは攻撃面に関しては僕はそんなに貢献できていないですね…(笑)」

―今後に向けて
「優勝を目指す上で、負けられない、絶対に勝たなければいけない試合が続いていくので、きょうをスタートにしっかり連勝していけるようにチーム一丸となって戦っていきたいです」

[写真]強引にドリブルをする片山

(取材・文 早稲田スポーツ 市川祐樹、写真 小島健太郎)

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