beacon

[早スポ]早稲田大vs日本体育大 試合後の早稲田大コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加

[早稲田スポーツ ゲキサカ版]
[11.25 関東大学リーグ戦 早稲田大3-1日本体育大 味フィ西]

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)最終節、早大は日体大と対戦。試合は前半終了間際にFW片山瑛一(3年=川越高)が先制点をあげる。後半に入り同点に追いつかれるも、FW榎本大希(3年=横浜FMユース)のゴールで突き放すと、アディショナルタイムにFW富山貴光(4年=矢板中央高)がPKで加点し3-1で勝利を収めた。前節の結果により全日本大学選手権(インカレ)出場圏内の4位以内に入ることがほぼ確定していた早大であったが、この勝利によりリーグ戦3位が確定。インカレ出場権を手にした。

以下、試合後の選手コメント
●MF島田譲(4年=鹿島ユース)
―キャプテンマークをつけてのプレーでしたが
「本当に左腕が重くて、色々と支えてもらっている人や応援してくれる人、試合に出れないメンバーの思いなど、全部背負ってやらないといけないと思ってました。勝利という結果を残すことが出来て良かったです」

―試合前のゲームプランは
「1つでも上の順位を、2位を目指そうということで3点差をつけて勝つことを目標に戦いました。そこまではいけませんでしたけど、最低限の結果は得られたと思います」

―きょうの試合でチームとして良かった点、修正すべき点をそれぞれあげるとすれば
「皆ハードワークして戦っていましたし、切り替えの速さやゴール前で体を張って守るプレーなど、自分たちがベースとしてやってきたことは引き続き出せたと思います。相手がブロックを作って守備をしてくる中で、1点目のように崩してチャンスを作るシーンを増やしていていくことが課題ですね」

―ご自身のパフォーマンスはいかがでしたか
「きょうは全然駄目でした。DFラインに新しい選手が出場していて試合の中で一緒に長い時間プレーしたことがなかったので、しっかりとコミュニケーションを取ることは意識していて、ある程度守備では貢献できたとは思います。ただ、攻撃の部分で中々自分の特徴を出せなかったですし、中盤でボールロストをするシーンもあってチームに迷惑をかけてしまったので、もっと練習から意識を高く持ってやっていきたいです」

―22試合に渡る長丁場のリーグ戦も終了しました。振りかってみていかがでしたか
「勿論リーグ優勝を一番の目標としてチームでやってきたので、それを達成できなかったのは本当に悔しいですし、リーグ優勝のために支えてくれた人達には申し訳ない気持ちで一杯です。悔しさを晴らすために、今の自分たちに出来ることはインカレで優勝することなので、インカレまでの期間でしっかりと良い準備をしていきたいと思います」

●MF白井豪(4年=三鷹高)
―きょうの試合を振り返って
「リーグ戦最終節ということで緊張感はありました。この試合に懸ける思いはみんな強かったと思うので、とりあえず勝ててよかったというのが素直な印象です」

―途中出場となりましたが、監督からはどのような声かけをされましたか
「僕が出たときは1ー1の同点だったんですけど、自分たちは3得点以上の差をつけて勝てば2位になれるということもあり、守備をしながらも攻撃に絡んでほしいということを言われました。なので積極的にやりました」

―この試合でのご自身の役割は
「終盤みんなが疲れているときにフレッシュな自分が入ることで、攻撃面でもチームを活性化できれば自分の役割が果たせたかなと思います」

―ケガで苦しんだこともあったと思いますが、1年間を振り返って
「自分がケガで試合に出られなかった分、他のみんながチームを引っ張ってがんばってくれました。そういった意味でまずみんなに感謝をすることと、自分自身復帰することができたので今後チームのために活躍したいと思っています。インカレを含めて自分のできることを最大限やりたいです」

―白井選手にとって初のインカレ出場となりますが
「経験がない分、自分たちはチャレンジャーだという気持ちを忘れずに、でも大きな舞台だと思うのでそこは楽しんで、結果にもこだわってやりたいと思います」

―インカレで4年生は引退となってしまいますが
「負けたら終わりというのはとくに自分たち4年生にとっては大きなことですけと、自分たちのサッカーを信じてやり続けるだけだと思います。あまり引退ということは考えずに1戦1戦大事にしたいと思います」

●FW富山貴光(4年=矢板中央高)
―インカレ出場が確定しました。感想をお願いします
「インカレ出場が決まったのは本当に良かったですけど、リーグ優勝できなかったのが心残りです。あとはもう本当にインカレしかないので、インカレで何が何でも優勝してリーグ戦の悔しさを晴らしたいと思います」

―リーグ戦3位という結果についてはどのように受け止めていますか
「全然満足していないです。個人的にもチームに全然貢献できていませんし、チームとしても良くなっていかなければならないです。インカレ初戦から良いパフォーマンスを発揮できるようにしたいです」

―きょうの試合は振り返っていかがでしたか
「攻めこまれるシーンもありましたが、耐えて前半最後に得点できたことが勝因だったと思います」

―いつもと違うDFラインでしたが
「普段から良いパフォーマンスを発揮しているので特に心配なかったです。拓真も良さが全面に出ていたと思うので良かったと思います」

―8試合ぶりのゴールとなりました
「最近本当にチームに迷惑ばかりかけていて不甲斐なく思っていました。リーグ戦優勝もできませんでしたし、悔しい気持ちややってやろうという気持ちなど色々な思いがありました。ああやってPKを獲得して得点できたことは本当に良かったと思うので、最後まで諦めずにがむしゃらで良いのでもっと頑張っていきたいです」

―ゴール後に涙を見せるシーンもありましたが
「やっぱり色々と思うところがありました。チームにずっと迷惑をかけていたので」

―ケガや控えに回ることなどもありましたが、リーグ戦を振り返っていかがでしたか
「なかなかチームとしてうまくいかない時もありましたが、そういった中でチーム一丸となって試行錯誤してきました。それでも3位ということで、まだまだ足りない部分が多いのだと思います。インカレまでに、相手チームに強いワセダを見せつけられるように頑張りたいです」

―大学生活最後となるインカレに向けてどのような準備をしていきたいですか
「本当にもうラストなので、一瞬一瞬を大切にして悔いの無いようにしたいです。リーグ戦では本当に悔しい思いをしているので、インカレでは皆で笑って終わりたいです。スタッフ・選手・日ごろ支えてくれる人皆で勝利を分かち合えるようにやっていきたいです」

●MF野村良平(4年=流通経済大柏高)
―きょうの試合を振り返って
「自分としてはあまり良くなかったんですけど、きょうはメンバーもいつもと違ったり、最終戦ということもあってそんなに良い試合ではなかったかもしれませんが要所要所では自分たちの良いところが出たと思います」

―自分としてはあまり良くなかったというのは
「あまりボールを動かしたりできなかったです。調子はあまり良くなかったんですけどでもそんなことも言ってられないので、みんなの分も戦うって決めていたので守備のところでどうにか貢献しようかなと思ってやりました」

―守備に重点を置いていたのにはDFライン変更の影響もあったのですか
「DFラインが変わったから、いつもより自分がもっとしっかりしないとっていうのもありましたし、相手も中盤のところで潰さないと怖いチームだったというのもあります」

―日体大はフィジカルが強くボールキープに苦戦しているように見えましたが
「相手は勝たないといけない状況だったので気持ちも入っていたと思うんですけど、でも自分たちも球際のところでは戦えていたと思うので、そんなに押されたという感じではありませんでした」

富山貴光選手と抱き合う場面がありました
「4年なのでリーグ戦は最後ですし、1人でも多くの4年生とピッチに立ちたいという思いがあったので、本当に最後トミ(=富山)が決めてくれてよかったです」

―後期のリーグ全体を振り返って
「自分としては全試合スタメンで出させてもらって本当に成長できたし、感謝しかないですね。リーグ戦が終わってしまうのは悲しいですけど、インカレにもつながった後期リーグだったと思います」

―インカレに向けて
「総理杯もリーグ戦も本気で優勝を狙っていたんですけどできなかったので、インカレでは勝って、大学生で1番長く引退しない4年生になりたいですね」

●DF山地翔(4年=浦和ユース)
―試合を振り返って
「3点差つけて勝って得失点差で明大を上回ろうということをみんなで共有して試合に入りました。それは達成できなかったんですけど、全体を通して追いつかれた後も全員でしっかり守って勝てたことは良かったんじゃないかなと思います」

―前半は苦しい時間帯が続きました
「なかなか思うように攻められなかったのと、相手の9番に対してセンターバック二人が結構苦戦して起点をつくられてしまったので苦しい時間帯になりました。次回はそういう相手にも打ち勝てるように頑張りたいです」

―きょうのDF陣では山地選手が最高学年でしたが何か意識したことは
「DFラインはみんな力があるので特に自分がやることというのはなかったですけど、最高学年としてプレーでも声でもみんなを引っ張れるように意識していました」

―勝ってインカレ出場を決めたことについて
「3点差つけて勝つというこの試合の目標は達成できなかったんですけど、粘り強く戦って勝てたのでここからワセダらしさと勢いを出してインカレで絶対優勝したいと思います」

●FW榎本大希(3年=横浜FMユース)
―専大戦から1週間空けて、どのようなお気持ちで臨まれましたか
「優勝も降格も無くなって、現実的にインカレもほぼ決定しているという中で、やるべきことは今まで支えてくれた人たちに感謝の気持ちをピッチで表現して勝つということでした。あとは3点差を付けて勝てれば2位だったので、そこを目指して戦いました。結果的に3点差を付けられず3位だったので満足はできないんですけど、最後まで気持ちを見せて戦えたところは良かったと思います。ただ内容的にはビルドアップなどで問題点が多々あったと思うので、インカレまでに改善していきたいです」

―決勝点の場面を振り返って
「洋史(近藤洋史)から良いボールが来ました。本当はもっときれいに決めたかったんですけど、ゴールに向かっていくことでボールがこぼれてきてくれたので、決められてよかったと思います」

―きょうで最終節となったリーグ戦を振り返って
「こんなこと言ってもしょうがないですけど、正直言って後悔しているゲームとか、もったいなかった試合があったと思います。個人としても今季の最初は点が取れなかったですし、前期の途中ぐらいからようやく自分のプレーができるようになったので、ちょっと悔いが残っているところはあります。来季につなげていきたいと思います」

―リーグ戦全試合にスタメン出場して9得点という結果ですが、どのように見ていますか
「全試合スタメンだったのは良かったと思いますし9ゴールも悪くはないと思うんですけど、リーグの中ではもっと取っている人もいるので来季はもっと取れるように頑張りたいですね」

―インカレへ向けて
「インカレで優勝したチームこそが日本一だと思うので、優勝を獲りたいと思います」

●FW片山瑛一(3年=川越高)
―試合を振り返って
「相手は攻守の切り替えが早いチームなので、コンパクトな守備を意識しました。その中で攻撃の意識を全員が共有できたのが良かったと思います」

―先制点をかなり重要な時間帯に決めました
「前半で何としてもリードが欲しい状況でした。その中で貴司(近藤貴司)が体を張ってくれたので、それに応えて押し込みました」

―FW陣のレギュラー争いも激しくなりそうですね
「普段から高いレベルで皆が争っているので、自分も常に進化を続けていきたいです。そうでなければスタメンどころかベンチ入りも危うくなってしまうので、インカレまで気を引き締めていきたいです」

―攻撃面で具体的に日体大の対策は行いましたか
「日体大の場合は足元ばかりにこだわってしまうと、獲られた後の切り替えでやられてしまうので、裏を取ることだったり、セカンドボールをしっかり拾うということを考えました」

―インカレに向けての意気込みをお願いします
「リーグ戦は3位で優勝に届かなかったので、一試合一試合集中して優勝を目指したいと思います」

●DF三竿雄斗(3年=東京Vユース)
―きょうの試合へのモチベーションとしてはいかがでしたか
「自分たちはこの前の試合でもう優勝はないということだったのですが、少しでも上の順位を取ろうという気持ちでした。3点差以上つけて、2位を取ることが目標だったので、取れなくて残念です」

―大量失点さえしなければインカレを決められる試合でしたが、プレーはどのようなことを意識しましたか。
「まずは、守備はしっかりする。試合の中で自分が絡んでいって、得点が取れればと思っていたのですが、相手の守備が固くて持ち味が出せませんでした」

―相手の印象としては
「リーグの中で一番失点が少ないチームというだけあって、守備が固かったです。あとは、相手の9番の選手がすごかったです」

―相手の大型FWの9番の選手への対応は
「競り合って勝てれば良かったのですが、なかなか難しかったので、前を向いてはこなかったので、その後で取ればいいと考えてプレーしました。その点に関しては良く抑えられたかなと思います」

―きょうの試合はCBが畑尾大翔主将から金澤拓真選手に変わりましだが、連携としてはいかがでしたか
「そうですね、拓真(金澤)は競り合いも強いですし、ハートの強い選手なので個人としては問題ないと思います。連携という面では今週1週間しかありませんでしたが、問題なくできたと思います」

―今シーズンを振り返って
「目標としては5ゴール5アシストということを心がけていたのですが、4ゴール3アシストくらいだと思うので、全然納得していないです。チームも優勝出来ず、少し悔いの残るシーズンだったと思います」

―インカレに向けて
「リーグ優勝出来なかったので、インカレで優勝するしかないと考えているので、日本一になれるように、また、練習していきたいと思います」

●MF近藤貴司(2年=三菱養和SCユース)
―最終節を3ー1で勝利しました。振り返って
「リーグ戦優勝は途絶えてしまいましたが、自分たちは最終節勝ちにいこうと話していてその中で勝てたのは良かったですが、1点取っていれば順位も2位だったので、そういう意味で悔しかったです。けどワセダらしく戦えたので良かったと思います」

―前半は40分過ぎまでワセダはシュートを打てず、相手も攻め手を欠く時間が続きました
「個人的には全然やられる気はしなくて、ある程度持たれるのも予想していたので、そういう意味では相手が回してましたけど怖さとかはなくて、その中でチャンスがあれば裏抜けようと思っていて、ロスタイムに洋史(近藤)から良いボールが来て、瑛ちゃん(片山瑛一)が決めてくれたので、良い感じで前半終われて良かったです」

―リードして迎えた後半はお互いに激しい試合となりました
「ハーフタイムにも確認したのですが、相手はインカレがかかっていて、前がかりに来るのは分かっていました。けど相手の9番がちょっと厄介で、押し込まれてしまったので、そこを抑えられなかったのがひとつ押された要因だと思います。一点取られてしまいましたが、きょう初出場の拓真(金沢)だったりが頑張って抑えてくれたので、その後大希君(榎本)が決めてくれたりして、勝てて良かったです」

―これでリーグ戦は3位でした。今季のリーグ戦全体を振り返って
「個人的には後期ケガをしてしまったので不甲斐ないリーグ戦でした。チームとしても目標として優勝を掲げた中で3位というのは正直物足りないですが、優勝を狙っていたからこそ3位になれたと思うので、インカレもまだありますし、そこで日本一になるために練習するしかないですね」

―そのインカレに向けて
「最終節スタメンになれたので、スタメンを維持して、総理大臣杯では悔しい思いをして、その悔しさを晴らすのは全国の舞台しかないので、1試合1試合大切に戦って、皆で優勝して喜びたいです」

―インカレで4年生とプレーするのは最後になりますが、いかがですか
「シーズン当初から4年生が引っ張ってくれて、下級生は付いていくだけという感じで、本当に4年生には感謝してますし、古賀監督にも本当に感謝してるので、古賀さんと4年生を胴上げするために日本一になれるよう頑張りたいです!」

●MF近藤洋史(2年=名古屋U18)
―インカレ出場権獲得おめでとうございます
「4年生の最後の関東リーグだったので、最終節をしっかりと勝って終えられたことがよかったと思います」

―試合をふりかえって
「開始は相手に押され気味でしたが、前半ラストに良い形で得点できて、後半は失点もありましたが全員で耐えて数少ないチャンスをものにできて勝てたのでよかったです」

―後半は2点目もアシストされました
「中に持ち込んだらちょうど前線で大希くん(榎本)がフリーで見えたので、正確なボールを出せてよかったです」

―リーグ戦を振り返っていかがですか
「最終節までに優勝争いを持ち込めなかったという申し訳なさと、優勝できなかった悔しさで強い思いがあります。まだインカレがあるので、絶対に頂点に立てるようにやっていきたいと思います」

―インカレに向けて4年生への思いは
「4年生も強い思いを持っていますし、このチームでやるのもあと数試合しかないので、出来るだけ多くの試合をやれるように、チャンピオンになれるように頑張っていきたいと思います」

―インカレ初戦に向けて意気込みをお願いします
「初戦まで時間があるので、チーム内の競争だったり普段の練習から高めて、最高の状態で臨みたいと思います」

●GK松澤香輝(2年=流通経済大柏高)
―きょうの試合を振り返って
「自分たちとしては3点差で勝って明大を抜いて2位で終えるというのが試合前の目標だったので、勝ちはしましたけど満足はしてないです」

―前半どちらも主導権を握ることが出来ないまま試合が進みました
「日体大も勝ってインカレ出場を決めたかったと思うので、お互いに勝ちたいという気持ちがいつもより強かったと思います。その点試合の入りが難しいというのはある程度予想はしていました。その中で前半1点取れたのは大きかったですね」

―きょうはセンターバックが金澤拓真選手でしたが連携はいかがでしたか
「今週の紅白戦で一緒に組んでやっていたので連携の部分では特に不安はありませんでした。拓真もとても良いパフォーマンスをしていたので信頼出来ました」

―後半、ゴール裏が日体大応援席になりましたが雰囲気はいかがでしたか
「個人的にはそのような状況の中で戦うのは当たり前になってくると思っていたのであまり気にならなかったです。ただ失点した時、応援を含めた日体大の勢いはすごく感じたので少しやりづらかったです」

―失点の場面を振り返って
「ボールに対して人数をかけることは出来たんですけど、粘り強く守れずに相手の得意な形になって決められてしまいました。もっと寄せて打たせないようにしなければいけなかったと思います。あのような場面を防いでいかないとこれから先厳しいと思います」

―その後一本ビッグセーブがあり、試合の分岐点となりました
「相手が振り向きざまで左に来るなというのは予測していたんですけど、シュートがバウンドしたので難しかったです。体を残せたのが良かったなと思います」

―今シーズン全体を振り返って
「昨年に比べて厳しい試合をものにできたことが多かったので、その点では成長を実感できたんですけど、最終的に3位という結果で、勝てば首位になる試合で勝ちきる力が自分達には足りなかったと思います。そういった力を今後つけていく必要があるかなと思います」

―4年生はこのインカレで最後となります。意気込みをお願いします
「4年生のためにも最後インカレ優勝して終わりたいという気持ちがあります。4年生には色々サポートしてもらったり応援してもらったりすごくお世話になったので、4年生のためにもという気持ちがことしは特に強いです。しっかり戦って4年生にインカレ優勝をプレゼントしたいと思います」

●DF奥山政幸(1年=名古屋U18)
―リーグ戦を3位で終えましたが、感想をお願いします
「ワセダの目標は優勝することだけだったので残念です。前節で優勝の可能性がなくなって、きょうの試合に3点差以上で勝てば2位ってことで2位を目指していたのですが、3-1の2点差でした。3位に終わってしまったのは、残念なことですね」

―リーグ戦全体を振り返ってみていかがですか
「自分自身は前期の半ばくらいから少しずつ試合に絡めるようになって、後半戦もだいぶ試合に多く出ることができました。満足はしてないですが、1年目にしてはよく出ることができたかなと思っています。チームとしては、後半戦になかなか連勝できなくて、自力優勝の可能性を一度はつかみましたが、それも自分たちの手で失ってしまいました。ことしのチームは優勝できる力があったと思うので悔しいです。それをインカレにぶつけるという気持ちでいます」

―きょうの最終節について、どのような気持ちで迎えましたか
「3点差以上での勝利で2位になれるということでした。チーム全員が2位になろうという目標でやっていました。チームの雰囲気としては全員が同じ方向を向いていました。18人のメンバーの争いも非常に激しいものがあって、きょうはそれで選ばれた18人だったんですけど、2位というポジションをつかめなくてみんなに申し訳ないです」

―試合の振り返りをお願いします
「前半終了間際でいいかたちで1点取れましたが、後半に入れられてしまいました。あそこで押し込まれて、踏ん張れずに失点したというのはこれからの課題になりました。きょねんと比べて失点が増えたので、チーム全体で守備の意識をもっと持つことができたらいいと思います」

―その中でも後半には、体を張ったプレーがありました
「相手に抜け出されたのですが、マツくん(松澤香輝)が粘って時間を作ってくれました。マツくんのおかげで時間ができて、戻るだけでした。マツくんが止めたに近いと思います」

―最後に、12月に行われるインカレに向けて一言お願いします
「今まで総理杯(総理大臣杯全日本サッカートーナメント)も3位で、リーグ戦も3位でした。ワセダというのは1位しか記憶に残らないと思います。インカレでは、専修大だったり、総理杯で負けた阪南大だったりにリベンジを果たして、絶対日本一になれるようにチーム一丸となって戦っていきたいです」

●DF金澤拓真(1年=横浜FMユース)
―試合を振り返って
「自分自身すごく緊張していて自分のことで精一杯になってしまったのですが、周りのDFラインの3人だったり先輩に助けてもらって、勝って終わることができたのですごく良かったなと思います」

―1失点という結果はいかがですか
「あまり良い取られ方ではなかったので悔しいですね。防ぐことができた失点というか、この失点がなければ2位で終われたというのが少し心残りというか、反省点です」

―日体大の印象は
「FWの9番(渡辺亮太)が力強くて、すごくエネルギッシュというか前へ前へ攻めてくるパワーという点で、自分が今まで経験したことないような試合になりました」

―公式戦初出場でしたが、感触はいかがでしたか
「自分の特徴という部分で通用する部分もあったのですが、自分の足りない部分というのも大きくあったのと、緊張している中で自分の持ち味のプレーを出すことがなかなかできなかったというのがあります」

―体を張ったプレーが多く見られましたが、気持ちの面はいかがでしたか
「自分は技術が上手いというタイプじゃないので、気持ちとか泥臭くというか、そういうプレーを出すことが出来たのは良かったと思います」

―チームとの連携はいかがでしたか
「そうですね。いつも譲くん(島田譲)だったり色々な人に教えてもらっていたし、ミーティングでも共有できていたので、その部分に関しては特に問題ありませんでした」

―今節で得るものはありましたか
「公式戦の雰囲気というかレベルの高さというか、本当に今まで自分がいたところからまた一段階高い基準の試合だったので、そういった意味では自分の大きな刺激になりました」

―3位となったリーグを振り返ってみて
「今年始まってから関東で優勝するというのをチームで一番の目標にしてきたので、その点では3位という結果は全然自分も含めて全員満足していません。でもその過程でチームとして成長してきた部分もあると思うので、これからのインカレで優勝したいと思います」

―インカレへの意気込みをお願いします
「全国大会という規模のこの大会で絶対に優勝して、最後笑って終われるように頑張りたいと思います」

[写真]ベスト11に選ばれた畑尾、島田、松澤

(取材・文 早稲田スポーツ 池田朋美、写真 久保沙織、尹眩晶)

TOP