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涙の神戸讃歌、吉田「必ず1年でJ1に」

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[12.1 J1第34節 神戸0-1広島 ホームズ]

 06年以来となるJ2への降格が決まったヴィッセル神戸がサンフレッチェ広島戦後にホームズスタジアム神戸で「2012ファイナルセレモニー」を実施した。

 時折ブーイングも響き渡る中、クラブの代表者たちが挨拶。第32節から指揮を執った安達亮監督は「我々は、一年間精一杯やったつもりです。ただ、やはり、このクラブのままでは、J1という舞台では戦えないという事でした。現実をしっかり受け止めて、それこそ(きょう対戦した)広島のようにJ2に落ちても這いあがって、もう一度クラブ力を高めてJ1に帰ってきて、優勝できるように帰ってきます」とサポーターたちに約束した。

 また主将のFW吉田孝行は「このチームを本当にひとつにまとめられなくて、そしてシーズン中ずっと怪我をしていて、本当に責任を感じています。しかしクラブは下を向いている暇はありません。必ず1年でJ1に上がってこれるように頑張っていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いします」。ゴール裏をはじめとするサポーターたちの思いを、エールを全身で受け止めた選手、スタッフたち。この日涙で歌った「神戸讃歌」を来年は必ず、笑顔で歌う。

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