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名古屋FW巻佑樹が現役引退へ…スカウト見習いから指導者の道を目指す

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 名古屋グランパスのFW巻佑樹が現役引退という決断を下したようだ。20日付の中日スポーツによると、巻は19日に福島副社長やストイコビッチ監督に引退する決意を固めたことを報告。今後もチームスタッフとして名古屋に残る巻は、スカウト見習いから始めて将来的には指導者になることを夢見ているのだという。

 28歳の巻は駒澤大学から07年に名古屋に入団。当時日本代表FWとして活躍していたFW巻誠一郎の弟としても注目されたが、名古屋では思うような結果を残すことが出来なかった。11年シーズンは心機一転、湘南に期限付き移籍していたが、そこでも思うような結果を残せず。今季もDFとして新境地の開拓を試みるなどしたが、名古屋から来季の選手契約満了を伝えられた時点で、プロ生活わずか6年での引退を決断したようだ。

 名古屋にはまだ来季のACL出場を目指す天皇杯が残っている。「グランパスっていうチームが好きだし、それ(引退)をてんびんに掛けたとき、ここで仕事をしていくことを選んだ」。名古屋愛を強調したという巻。「最後までチームのために、ACL切符を手にできるように、良い形で終われるようにしたい」。歴代でも1、2を争うムードメーカーが選手として最後の仕事を全うする。

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