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火事で亡くなった陸上部員のためにも…MF清武功暉「福岡大に明るいニュースを」

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[12.24 大学選手権準決勝 福岡大 3-1 阪南大 味フィ西]

 21日未明、福岡市城南区にある福岡大の女子寮「あしかり荘」から出火し、木造2階建の建物が全焼した。焼け跡からは同校陸上部員の川端麻友さんが遺体で見つかった。川端さんは10月に行われた全日本大学女子駅伝で1年生ながら1区を任されるほど、期待のランナーだった。

 全焼した女子寮の近くにはサッカー部員の寮もあった。火の粉はそこまで飛んできたというが、幸いにも火はそこまで燃え広がらなかったのだという。

 翌日に準々決勝明治大戦を控えていたイレブンにも大きな衝撃が走った。FW岸田和人(4年=大分U-18)は、「サッカーをやってていいのかと思うくらいだった」と当時の心境を話した。

 だがこのことがイレブンをさらに団結させた。「将来有望な子だというのも聞いていますし、個人的にも同じ学部の後輩ということで…」と沈痛な表情で話したMF清武功暉(4年=大分U-18、サガン鳥栖入団内定)だったが、「悲しいニュースがある中で、福岡大に1つでも明るいニュースを届けたいなという思いがある」と力強く語った。

「いろんな人の思いが入った時には自分たちは全国で1位になれる自信がある」(FW岸田和)

 実際、1回戦の桃山学院大戦はオウンゴールの1点のみに終わった福岡大だが、明治大戦は4得点、この日の阪南大戦でも3得点を挙げている。初の頂点まであと1勝。いろいろな思いを胸に、イレブンは最後まで戦い抜くことを誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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