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東京V社長がカマタマーレ讃岐に謝罪

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 東京ヴェルディは25日、クラブの公式HPでJFLのカマタマーレ讃岐への謝罪文を掲載した。

 東京Vは19日にカマタマーレ讃岐とトレーニングマッチを行い、この試合でDFペ・デウォンが、カマタマーレ讃岐のMF藤田浩平に対するタックルで、右足関節開放性脱臼骨折の重傷を負わせてしまった。カマタマーレ讃岐は21日に、藤田が緊急手術を行ったことを発表している。さらに、試合中に三浦泰年監督も主審に抗議をしていた。

 この件について東京Vの羽生英之代表取締役社長は「全国のサッカーファミリーの皆様、この度は、2月19日に高知県春野総合運動公園球技場で行なわれたカマタマーレ讃岐とのトレーニングマッチでの出来事について、お騒がせして誠に申し訳ありません」と謝罪し、「(試合の)翌日にペ・デウォン選手を東京に戻して事情を聞いたところ、本人は故意に行なったプレーではないと話をしました。ただし、結果として相手の選手に大きな怪我を負わせたことに対して、本人も深く反省をしており悔やんでおります。今後、カマタマーレ讃岐の関係者と連絡をとった上で、ペ・デウォン選手と一緒にお詫びの気持ちを伝えるために、藤田選手をお見舞いさせていただきたいと考えております」と、今後の対応について記している。

 また、試合中の三浦監督の言動についても「試合の映像を見たところ、三浦監督が異議を唱えて主審と接触していることが確認できました。本人からは、選手を守る意志での行動であったという報告を受けております。ただし、選手を守るためであったとはいえ、決して許される行為ではないと思います。三浦監督は非常に情熱的な指導者ですが、今後は自分たちのチームの選手だけではなくて、日本サッカーの未来を大切にする姿勢で指導をとってほしいと伝えました」と、注意したことを説明。最後に「カマタマーレ讃岐の皆様、そして日頃から我々東京ヴェルディをサポートしていただいている皆様に、この件でお騒がせしたことを今一度お詫び申し上げます。今後はさらにチーム全体でフェアプレーの精神を尊ぶことを確認し、皆様に喜んでいただけるプレーをお見せできるように努めてまいります」と、フェアプレーを徹底することを誓っている。

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