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山口が2戦連続決勝弾!!好調対決を制したC大阪が15年ぶり開幕3連勝

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[3.16 J1第3節 C大阪1-0F東京 長居]

 セレッソ大阪が開幕3連勝を達成した。連勝対決となった一戦、C大阪はFC東京をホームに迎えた。立ち上がりからF東京が優位に試合を進めたが、後半2分にMF山口螢が挙げたゴールを守り抜いたC大阪が1-0で勝利した。

 好調なチーム同士の対戦。ホームのC大阪は、怪我で出遅れていた鹿島から新加入のDF新井場徹が今季初出場。DF椋原健太も初めてスターティングメンバーに名を連ねた。一方のF東京は前節、3-0で快勝した柏戦と同じ先発メンバーで試合に臨んだ。

 前半はFC東京がペースを握った。開始1分に右サイドをFW渡邉千真が抜け出しシュート。これはサイドネットに外れたが、開幕から2戦3発と絶好調のストライカーが、C大阪ゴールに迫った。前半最大のチャンスシーンだったのは、21分、渡邉が胸で落としたボールをFWルーカスがボレーで合わせたが、渡邉のプレーがハンドと判定され、ゴールは取り消された。

 前半いいところのなかったC大阪は、後半開始からDF椋原健太に代えてDF丸橋祐介を投入。するとこの交代策がいきなり当たる。C大阪は開始2分、丸橋が左サイドを突破。MF南野拓実にボールが渡ると、南野は逆サイドの山口に横パス。山口が難なく決めて、先制点をゲットした。

 反撃に出たいFC東京も、後半21分に切り札のFW李忠成を投入。直後の23分には李がDFラインの裏に抜け出しシュート。GKキム・ジンヒョンに防がれたボールを再び押し込むが、ゴールライン上でDF藤本康太にクリアされる。さらに同33分にはCKを頭で直接合わせるが、GKの正面を突いてしまった。

 試合はこのまま1-0でC大阪が逃げ切り、98年の4連勝時以来15年ぶり、90分以内では初の開幕3連勝を達成。2試合連続ゴールで勝利に導いた山口は、「2連勝同士の対戦ということで難しい試合になるのは分かっていた。僕らはしっかり守れていたし、ゴールまで迫ることが出来た。開幕2試合よりも徐々に良くなってきている。これからも勝ち続けたい」と意気込んでいた。

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