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[イギョラ杯]新2年生のみで準決勝、決勝を連勝!流通経済大柏が2連覇!

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[3.21 イギョラ杯決勝 流通経済大柏2-1実践学園 味フィ西]
 
 第23回2013国際親善ユースサッカーイギョラカップは21日、味の素フィールド西が丘で決勝を行い、流通経済大柏(千葉)がFW武川昇平の決勝ゴールによって2-1で実践学園(東京)を下し、2年連続3回目の優勝を果たした。

「見返してやろうぜ!」。大会最終日の準決勝と決勝を1年生(新2年生)のみで戦った流経大柏が同じプレミアリーグ勢の三菱養和SCユース、また全国高校選手権出場の実践学園に連勝。上級生を破って勝ち取った優勝に左SB小川諒也は「先輩からは2連覇できないだろう? みたいに言われていた。だから、みんな円陣の時から『先輩見返してやろうぜ』と。自分たち1年だけで優勝とか大会で取ったことがなかった。初ということでめっちゃ嬉しかったです」と喜んだ。

 流経大柏の新3年生はMF小泉慶、MF青木亮太、MF森永卓、FWジャーメイン良、MF秋山陽介らタレント揃う注目の世代。全国3冠獲得を本気で目指してスタートを切っている。その新3年生は今大会もF東京U-18などと同組だった予選リーグは彼らが1位突破を果たしたが、この日はJリーグ・横浜FCと練習試合(0-3で敗戦)を行ったために不在。新2年生の戦った決勝は決して満足の行く内容のサッカーではなく、高橋隆コーチも「プレッシャーのかかった中で自分たちのプレーができない。苦しい時にもう少し頑張れない。最後はバッタバッタで、中身がなかった」と話したが、「2位というのは評価されない、ということは(監督の)本田先生もおっしゃっていて、悪いなりに勝てたので良かった。優勝と準優勝では取り上げられ方も違うし、記録にも残る。チームの目標は3冠。どのチームにも負けてはダメと言われているので自信につながったのではないか」と上級生相手に勝ち切ったことについては評価していた。

 MF相澤祥太を軸に最終ラインからボールを動かして攻め、サイドからMF渋谷峻二郎やSB浅沼拓己らが鋭く切れ込む流経大柏に対し、実践学園は福岡将太と佐藤稜太の両CBがPAで強さを発揮して相手の攻撃を跳ね返す。そして存在感を発揮していた左利きのFW中村仁哉のシュートなどで流経大柏ゴールを狙っていく。

 実践学園は前半23分、ディフェンスラインの背後へ飛び出したMF新井直人がGKと交錯してPKを獲得。これを中村が左足でゴール左へ決めて先制した。だが、流経大柏は失点からわずか3分後の27分、右FK後の流れから相澤が左足で中央へ入れると、タイミング良く飛び出したCB山田健人がダイレクトで合わせて同点に追いついた。

 小川や相澤、MF久保和己ら昨年の国体千葉選抜メンバーがズラリと並ぶ流経大柏は後半、ダイナミックな攻撃でゴールへ迫ってくる実践学園に押し込まれる時間帯もあったが、山田と福井崇志の両CB中心に崩れず、勝ち越しゴールを許さない。流経大柏も実践学園GK遠藤透の好守に阻まれるなど2点目が遠かったが後半24分、高速カウンターが発動。左サイドでボールを奪った小川が逆サイドへ展開すると切れ込んだMF辻真人が右足シュート。跳ね返りを中央へ送ると、交代出場の武川が正確な右足シュートをゴール右隅へ決めた。

 実践学園の反撃を跳ね返した流経大柏の新2年生たちは優勝に喜びを爆発。西が丘で歓喜の雄叫びを上げた。実践学園の中村は「目標は(東京都)連覇。(先輩たちの)全国ベスト16を越えられるように。きょう負けた悔しさを忘れずに日々の練習をやっていけば越えられる」。一方、経大柏の新2年生たちはこの日の勝利を自信に、目標の3冠に少しでも貢献する。

(取材・文 吉田太郎)

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