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ファーガソン監督が香川のプレーを絶賛「ルーニーよりいいプレーをしていた」

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 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、17日に行われたウェスト・ハム戦(2-2)で2得点に絡む活躍をしたMF香川真司のプレーぶりに最大級の評価を与えた。

 17日のウェスト・ハム戦で2試合連続のスタメン出場を果たした香川は、前半31分のMFアントニオ・バレンシアのゴールをアシストする活躍を見せると、後半32分にはFWロビン・ファン・ペルシーのゴールも演出してみせた。同33分に交代するまでピッチを献身的に駆け回った。

 公式サイトによると、会見を行ったファーガソン監督は、「シンジは本当によくやっている。彼はボールを受けた時に落ち着いて対応出来ているし、最適なプレーを選択している。パスの選択も良く、最近ではチャンスに繋がるようなパスを出すケースが多い」と評価。「ウェスト・ハム戦での先制ゴールを生んだシーンは素晴らしかった。数選手しかビルドアップに関わっていなかったが、タイトなエリアで冷静に対応して、バレンシアが触るだけで良いゴールを呼び込んだ。シンジは本当に素晴らしいプレーをしているよ」と香川のプレーぶりを称えている。

 またこの試合、1点を追う状況で香川より先にFWウェイン・ルーニーを下げたことについて聞かれた同監督は、「交代理由?簡単だよ。シンジのほうがいいプレーをしていたからだ。普段であればウェインは他の誰よりもいいプレーをする選手だが、あの時はシンジのほうがいいプレーをしていたからね」。

 さらに同点とした直後に香川を下げたことについては、「残り14分で1点を追っていた状況でまずはチチャリート(ハビエル・エルナンデス)を投入しようと考えた。しかしシンジが2点目に絡むプレーをした。彼はいいプレーをしたが残念ながら交代させざるを得なかった。チチャを投入したのは、チャンスを作ってくれると思ったし、勝利が欲しかった。時にフェアではないと思われる決断を下さなければならないこともあるんだ」と話している。

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