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[コマスポ]駒大、強みを生かし4連勝へ!

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[駒大スポーツ ゲキサカ版]
 第87回関東大学サッカーリーグ戦2部第7節は11日、法政大学城山サッカー場で駒澤大が平成国際大と対戦する。前節の拓大戦では前半から相手のパスワークに翻弄されながらも、ここ最近の駒大の強みであるセットプレーなどで2点を奪取し、3連勝を飾って勝ち点を「15」へと伸ばした。いよいよ前半戦も折り返し地点に入る。次節平国大に勝利し、さらに連勝を伸ばしていけるか注目したい。

 前節は、FW小牟田洋佑(3年=前橋育英高)がセットプレーから頭で合わせるなどして2得点を取り、勝利に大きく貢献した。小牟田は187cm高身長の選手で、自身の武器である高さでゴールを量産している。今季は6得点を決め、得点ランク単独トップを位置しており、ほとんどの試合で安定した活躍が見られる選手のため次節への期待が高まる。セットプレーを蹴った選手は駒大の主将であるMF碓井鉄平(4年=山梨学院高)だ。精度の高いクロス、ロングボールなどを供給し何回もチャンスを演出するためセットプレーのキッカーを任されている。前々節の東農大戦では碓井のコーナーキックから小牟田のヘディングなどで3得点を奪い勝利した。次節行われる平国大戦ではこの2人に期待したい。

 対する次節の対戦相手の平国大は6節終了時点で勝点が「4」順位が11位と結果からしてあまり調子の良くないチーム。1部昇格を通過点にしか見ていない駒大にとっては、勝ちがマストとなる試合を絶対に落としてはならず、決して油断しはいけない相手である。平国大は失点数が多いものの無得点で試合を終えた試合が少ない。今季無失点試合の少ない駒大は守備にいつも以上の注意を払わなければならない。中でも、FW星子直哉(2年=浦和東高)は警戒が必要だ。強靭なフィジカルでポストプレーの起点になる。さらに、持前の高さを生かしたヘディングでゴールを量産する選手だ。今季は3得点を決めチーム内の得点王になっている。さらに前節の学芸大戦で途中出場ながらもゴールを決めたFW堀越龍也(3年=矢板中央高)はストライカーの素質を持っている。今季は2得点を決め、リーグ内でも波に乗っているFWの1人と言える。平国大の攻撃陣を封じるためにも駒大守備陣たちの真価が問われるだろう。

 現在首位東国大の敗戦以外の試合は勝利収めている絶好調の駒大。このままの調子を維持し続け、次節平国大戦も勝利で終り、4連勝を飾ることができるか注目だ。

(文 駒大スポーツ 清村亮太)
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