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「みんなが取らせてくれた」、寿人の自身4度目のハットトリックで広島が甲府に快勝

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[5.18 J1第12節 広島5-1甲府 Eスタ]

 サンフレッチェ広島がFW佐藤寿人のハットトリックなどにより、5-1でヴァンフォーレ甲府を下した。広島のリーグ5得点は、昨年5月6日の柏戦(5-2)以来、1年ぶり。2連勝で勝ち点を20に伸ばした。

「2点取ったあとはみんなが決めさせてくれると思っていた。みんなに取らせてもらったハットトリックだと思います」。06年9月30日の川崎F戦以来、J1では自身4度目のハットトリックを達成した佐藤は満足げに快勝を振り返った。

 先制したのは甲府だった。4分、ワンタッチでボールを繋いだ甲府はFWオルティゴサが押し込み、ゲームを動かした。だが広島もすぐさま反撃。同5分、FW佐藤寿人がペナルティーアーク付近から右足を振り抜き、同点に追いついた。

 前半終了間際にDF水本裕貴のミドルシュートで勝ち越しに成功した広島。後半はゴールラッシュを見せることになる。まずは30分、抜け出してGKをかわしたFW石原直樹がDF松橋優に倒されPKを獲得。松橋にはレッドカードが提示された。これを佐藤が冷静に蹴り込み、リードを広げる。さらに同37分には石原がPA内で粘り、MF青山敏弘にパス。青山がクロスを入れると、逆サイドの佐藤が難なく押し込み、ハットトリックを達成した。

 後半41分にはルーキーMF野津田岳人が初ゴールを決めて、ダメを押した広島。今季初の5得点を挙げ、甲府に大勝した。

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