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キャプテン駒野が公式会見に出席、「責任を持って大会に臨む」

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 東アジア杯に出場する日本代表は19日、ソウルワールドカップで公式会見を行い、アルベルト・ザッケローニ監督とキャプテンを務めるDF駒野友一(磐田)が出席した。

「めずらしい時期の開催となるが、代表チームの監督は集まれる機会が短いと文句ばかり言う中で、こうして集まることができてうれしく思う」。21日に中国、25日にオーストラリア、28日に韓国と対戦するザックジャパン。指揮官は「対戦相手も3つの違うタイプのチームがいる。素晴らしい大会だと思うので、しっかりと取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 コンフェデレーションズ杯のメンバーで引き続き招集されたのは4人のみ。A代表初選出10人を含むフレッシュな顔触れとなった。「サッカーをする際、まず結果を求めないといけないが、我々の場合、先の代表戦から比べると、多くのメンバーを入れ替えている。チームのやり方、チーム力という部分では少し劣るところが出るかもしれない」。そう語るザッケローニ監督は、新戦力にコンセプトを浸透させ、チーム力の底上げを図るつもりだ。

 キャプテンに指名された駒野は「最初に聞いたときはビックリした」と正直な胸の内を語りながらも、「責任を持ってこの大会に臨みたいと思う。キャプテンになったからといって、特別なことは考えずに、いつものようにやりたい」と自然体を貫く。

 6月のコンフェデレーションズ杯で招集を見送られ、6月4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦以来の代表復帰。「積極的なプレーをすれば、日本のサッカーをすれば、世界と互角に戦える試合が見れたと思う」と、外から見たコンフェデ杯を振り返り、「アジアを代表する4チームが参加する大会なので、優勝を目指してがんばりたいと思う」と、目の前の大会に集中していた。

(取材・文 西山紘平)

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