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ミスから3失点…2失点に絡んだ栗原「俺個人の問題」

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[7.21 東アジア杯 日本3-3中国 ソウル]

 DFリーダーとして情けない気持ちでいっぱいだった。3失点でのドロー。DF栗原勇蔵は「失点に関してはチームというより、俺個人の問題でやられている。そこは本当に反省しないといけない。勝てた試合を引き分けにしてしまった」と、厳しい表情で試合を振り返った。

 試合開始早々の前半4分だった。DF駒野友一が右サイドを突破され、ゴール前にクロスを上げられると、中途半端なクリアボールを拾われた。最後はPA内に切れ込んできたFWユ・ターパオを栗原が倒してしまい、PKを献上。立ち上がりの失点につながった。ミスの連鎖からの失点だったが、「1対1で俺が抑えていれば問題はなかった。開始早々で足がまったく動かなかった。俺個人のせいだし、反省しないといけない」と、自分を責めた。

 前半33分に栗原のゴールで追いつき、後半の2得点で一時は3-1と逆転した。しかし、残り10分から2失点。後半35分には駒野がまたしてもPKを取られた。試合を通じてファウルがかさみ、レフェリーのジャッジにも対応できなかった。栗原は「よくファウルを取られたけど、試合の中で審判の癖を見抜かないといけない。分かっていたけど、こうやって取られると……。未熟さがあるのかなと思う」と首を振った。

 後半42分の同点ゴールは、日本の右サイドからのクロスボールに対し、逆サイドから走り込んだMFスン・ケーに栗原が前に入られた。直前に治療のためピッチを離れていた栗原は、この場面で左SBの位置に入っていた。最終ラインはポジションをスライドさせて対応していたが、一瞬の隙を突かれた。

「自分が付け切れれば何でもなかったけど、いいボールが来て、自分のポジショニングも悪かった。そこは日本の課題だし、自分の課題でもある」。先発の11人中6人がA代表デビューで、7人が初先発。若手主体の急造チームの中、栗原と駒野という今回のメンバーでは代表の経験があり、チームを引っ張っていくべき2人の相次ぐミスから失点を重ねた。

「特に俺はこのチームで一番やっているわけだから、声をかけながらやらないといけなかったし、やっていたけど、もっとやらないといけなかった。本当に俺らがしっかりしないといけないのに、逆にやられてしまって……。それでは勝てない」。自責の念に駆られ、栗原はうなだれたまま、ミックスゾーンをあとにした。

(取材・文 西山紘平)

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