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昨季CL、最多の分配金を得たのはユベントス

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優勝したバイエルンを上回る

 UEFAは23日、2012-13シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)およびヨーロッパリーグ(EL)による参加各クラブへの分配金の詳細を発表した。昨シーズンのCLで最多の分配金を得たクラブは、準々決勝敗退に終わったユベントスだったとのことだ。

 分配金は各ラウンドごとの賞金と、グループリーグでの勝利ボーナス、テレビ放映権料などによって構成される。ユベントスは総額で約6530万ユーロを受け取り、優勝したバイエルン・ミュンヘン(約5500万ユーロ)をも上回った。2011-12シーズンの優勝チームで、最多の分配金を得たチェルシーの数字(約6000万ユーロ)も上回っている。

 ユベントスはテレビ放映権料の分配金でバイエルンなどを大幅に上回り、これが総額でトップを占める要因となった。放映権料の分配率は各国のテレビ市場の規模などによって異なり、イタリアへの分配額が多いことに加え、それをミランとの2チームだけで分割する形となったことで多額の収入となったようだ。

 ユベントスとバイエルンに続いて、総額の3位は準優勝のボルシア・ドルトムント。以下ミラン、レアル・マドリー、バルセロナ、パリ・サンジェルマンと続いている。イングランドで最多の額を手にしたマンチェスター・ユナイテッドは、全体の8位にとどまった。

 総額では、9億460万ユーロが参加32クラブに分配されたとのことだ。また、ELでは総額2億900万ユーロが分配され、準決勝で敗退したフェネルバフチェが最多の約1180万ユーロを受け取っている。CL参加チームでこの金額を下回ったのは32チーム中3チームだけで、グループリーグ敗退に終わったチームでも大半はELでの最多額を上回る分配金を受けていることになる。
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