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C・ロナウド、FKで骨折の少年にユニフォームを贈る

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イングランドでの練習試合で

 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドは、自身のフリーキックを受けて手を骨折したイギリスの少年に対し、謝罪の意味を込めてサイン入りユニフォームをプレゼントすることになった。

 マドリーは21日に新シーズン初戦となる練習試合のためイングランドを訪問し、今季からチャンピオンシップ(イングランド2部)に昇格するボーンマスと対戦。C・ロナウドの2得点などで6-0の大勝を収めた。

 この試合で、序盤にC・ロナウドが放ったフリーキックが観客席に飛び込み、顔面を守ろうとした11歳の少年が手首を骨折してしまった。少年は応急処置を受けた後、そのまま試合を観戦したとのことだ。イギリス『BBC』は少年のコメントを伝えている。

「ロナウドの1本目のフリーキックだった。僕にまっすぐ飛んできて、左手の手のひらで止めようとしたけど、弾かれて骨折してしまった。でも、手で止めなければ前歯がなくなっていたと思う」

「レアル・マドリーが来て、地元のチームと対戦するなんていうのは一生に一度のチャンスだからね。痛かったけどそのまま残りの試合を見て、それから病院に行ったんだ」

 手術を受けることになった少年の元には、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長から電話が入り、その後C・ロナウドと他の選手たちのサインが入ったユニフォームが届けられた。「パパがやったことがあるように、木から落ちて骨折するよりはこの方が良かったよ」と少年は満足そうな様子を見せていたようだ。
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