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日本代表FW工藤が2得点!柏が鳥栖から3試合ぶり白星

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[8.3 J1第19節 柏2-1鳥栖 柏]

 J1は3日に各地で第19節を行い、10位柏レイソルはホームの日立柏サッカー場で14位サガン鳥栖を迎えた。東アジア杯の日本代表3選手がスタメンに名を連ねた注目の一戦は、日本代表MF工藤壮人の今季11点目で柏が先制。後半にも工藤がこの日2点目を決め、リードを広げる。試合終盤にはMFニルソンの2試合連続となるゴールで鳥栖が1点差に詰めよるも、柏が逃げ切り3試合ぶりとなる勝利をおさめた。

 4戦負けなしの柏は、前節・横浜FM戦(1-1)からスタメンを2人入れ替え。東アジア杯韓国代表の右サイドバックDFキム・チャンスに替わって、FW田中順也に替わってMFジョルジ・ワグネルが左の攻撃的MFに入った。

 前節・大分戦(3-2)で3試合ぶりに勝利した鳥栖は、前回と同じスタメン。7月に期限付きでC大阪から獲得したFW播戸竜二がベンチに入った。

 真夏の中2日での厳しい日程となったが、序盤から攻守が目まぐるしく変わる展開となる。柏はFWクレオ、鳥栖はFW豊田陽平とそれぞれのワントップにボールを集めるが、両チームのセンターバックがボールを跳ね返し続ける。攻守が切り替わり攻めに出ても、攻め急いで長いパスを使うため相手にカットされ、柏も鳥栖もチャンスへとつなげることができない。

 前半20分を過ぎたあたりから柏はMFレアンドロ・ドミンゲスを中心にサイドを使ってショートパスで組み立てるが、パスミスが多く敵陣深くまで攻め入ることができず、鳥栖のカウンターの餌食になる。前半27分には自陣でレアンドロ・ドミンゲスのパスを拾ったMF水沼宏太が、柏DFラインの裏にロングパスを送ると、抜け出た豊田がPA内に侵入。GKと1対1となりシュートを放つが、追いついたDF鈴木大輔がスライディングで体に当てて決定機を防いだ。

 すると2分後には柏がチャンスを迎える。鈴木のヘディングをレアンドロ・ドミンゲスがダイレクトでクレオにつなぐと、クレオもダイレクトでリターン。クレオからのパスをレアンドロ・ドミンゲスがヘディングでDFラインの裏に抜けた工藤へ。GKとの1対1を落ち着いて沈め、柏がファーストシュートで先制に成功する。

 先制を許した鳥栖は球際で粘り強い守備を見せ、その後は柏にチャンスをつくらせない。MF野田隆之介やMF水沼宏太が果敢にミドルシュートを狙うが、ボールは枠を捉えることができず、試合は1-0で柏リードのまま折り返す。

 後半に入っても柏は豊田を抑えて鳥栖にチャンスをつくらせず、上手く時計の針を進めていく。そして、柏がこの試合2回目のチャンスを作り出す。鈴木が楔のパスをインターセプトすると、そのままドリブルで持ち上がりレアンドロ・ドミンゲスへ。右サイドに上手く開いていた工藤がスルーパスを受けると、右足で流し込みリードを2点に広げた。

 2点を追うことになった鳥栖は、播戸を投入し豊田、播戸のツートップにして反撃に出る。鳥栖の猛攻が実るのは、後半43分、ニルソンが強烈なミドルシュートを突き刺し、1点差に迫るも時すでに遅し。柏が逃げ切りに成功し、3か月ぶりに聖地・日立柏サッカー場で勝ち点3を手にした。敗れた鳥栖は今季初の連勝はならず、勝ち点は17のまま。依然として厳しい戦いが続いている。

(取材・文 奥山典幸)

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