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[国際親善試合]互いに3発、ドイツはパラグアイに2点差追いつきドロー

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 国際親善試合が14日に各地で行われた。ドイツはホームでパラグアイと対戦し、3-3で引き分けた。ドイツは前半14分までに2失点を喫し、一時は追いつくも再び勝ち越される苦しい展開に。なんとかMFラース・ベンダー(レバークーゼン)のゴールで追いつくが引き分けのまま試合を終えた。

 試合は前半9分にパラグアイが先制に成功すると、同14分にも追加点。2-0と差を広げる。ドイツは同18分にMFイルカイ・ギュンドガン(ドルトムント)の左足シュートで1点を返すと、同31分にはMFトーマス・ミュラー(バイエルン)が同点弾。2-2に追いついた。ここから反撃といきたいところだったが、前半終了間際のロスタイム1分に再び勝ち越しを許してしまった。

 1点を追う後半、必死にゴールを目指すドイツは後半30分にベンダーが右足でグラウンダーのミドルシュートを決める。3-3と2度目の同点に追いついた。しかし4点目は生まれず。引き分けに終わった。

 試合後、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は「我々は試合開始当初には、集中力の欠如による数多くのミスを犯してしまった。根本的なミスだ。前半をみれば、我々の守備については非常に落ち着きに欠けていた。何人かの選手は実戦から遠ざかっていたし、フレッシュさにも欠けていた」とコメント。

 今試合ではMFサミ・ケディラやMFメスト・エジル(ともにR・マドリー)ら招集した海外組7選手がいまだに公式戦未出場なままだったのに加え、アメリカ遠征から合流したばかりのレアル組やMFアンドレ・シュールレ(チェルシー)は時差の問題もあったことがうかがえる。主将を務めるDFフィリップ・ラームは「僕たちはたった2回しか練習していない。準備を行うものは難しいものだよ」とコンディション不良を嘆いた。


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