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ベンゲル:「大金を投じることに反対はしない」

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L・スアレスがマドリーに移籍してもやむを得ず

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、関心を示していたリバプールFWルイス・スアレスがレアル・マドリーへ移籍した場合、落胆はあるものの気にはしないと話している。また同監督は、この夏の補強に自信をうかがわせている。

 ベンゲル監督は先日、L・スアレスの獲得を断念したと明かした。一方で、同選手には再びマドリーが関心を寄せていると言われている。自らが獲得できなかったL・スアレスがマドリーに移籍した場合について、ベンゲル監督は次のように話している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「それはあり得るだろうね。女の子を誘って、その子が別の人を選んだんだ。ただ、自殺するわけじゃない。詳細については話したくない。いつか話すか? そうかもね。でも、今は話すときじゃない。(L・スアレス獲得は)終わったと言ったばかりのはずだ。我々は自分たちのことをやらなければいけない」

 マドリーのFWカリム・ベンゼマやFWアンヘル・ディ・マリア、ニューカッスルMFヨアン・カバイェへの関心が報じられるアーセナルだが、ベンゲル監督は多くを語らなかった。

「こういう補強のことに関心があるのは理解できる。だが、それはゲームにおける5%でしかない。残りの95%はほかのことだ。クラブ内のスピリット、クラブの価値とね。だが、今はそのことばかりだ。私は、大金を投じることに反対ではない。だが、サッカーはそれだけではないんだ」

 その上で、ベンゲル監督は9月2日の期限までに補強が可能と話している。

「必要な補強をやれると確信している。我々に加わりたいという選手たちの希望があるからね。報じられているほどの大金ではないかもしれないが、我々には補強に使える資金がある」

「サッカーでは、どんな状況にも対応しなければならず、忍耐強くならなければいけない。移籍市場が開いている限り、最後までどんなことも起こり得るんだ」

 また、昨季でミランとの契約が満了し、フリーでの再契約が実現するかが注目されているMFマテュ・フラミニについて、ベンゲル監督はこのように述べている。

「彼はここでフィットネスを整えているだけだ。とてもよくやっているね。チャンスがないとは言わない。チャンスがあるとも言わないよ」

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