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自身にとって9試合ぶり無失点の吉田「ガーナ戦でも続けたい」

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[9.6 キリンチャレンジ杯 日本3-0グアテマラ 長居]

 ザックジャパンにとっては6月11日のW杯アジア最終予選イラク戦以来8試合ぶりの無失点勝利であり、イラク戦に出ていないDF吉田麻也(サウサンプトン)個人にとっては2月6日のラトビア戦以来、9試合ぶりの完封だった。

 失点がかさんだこの期間、戦犯として逆風を真正面から受け続けてきた吉田は「試合前からたくさんしゃべって、たくさんコミュニケーションを取りながらやろうと話をしていた。ピッチの中でも問題なくやれたし、やっていて難しさは感じなかった」と、安堵の表情をまじえながら言った。

 4バックでスタートしたが、隣にいるのはこれまでコンビを組んできたDF今野泰幸ではなく、DF森重真人(F東京)。「アンダー世代では一緒にやったことがあるが、A代表では初めてだった」という。しかも、今野と組むときとは違い、2枚のCBの左に位置した。グアテマラ戦前日、「なあなあになっていたところがあった」と自戒を込めて話していただけに、いつもと違っていたことも、良い緊張感につながったのかもしれない。

 それでも「チーム(サウサンプトン)では右も左もやっているから違和感はなかった」と言い、また、後半途中から3バックになっても「臨機応変に頭を使ってやった」と、幅広い対応力を示したことは評価できる部分だろう。

 被シュートわずか3本という数字が示すように、グアテマラの攻撃が貧弱だったことを差し引くべきだが、「つぶすところはしっかりつぶしていた。2、3回ポジショニングでミスがあったが、全体的には悪いところはなかったと思う」と自らに及第点を与えた。

 ただ、無失点にホッとしながらも口調に慎重さが残るのは、10日にあるガーナ戦こそ、守備の修正がどこまでできたのかを本当に試される試合だと考えているからだ。

「次のガーナ戦、強い相手にも今日のような守備を続けたい」。吉田はさらに表情を引き締めていた。

(取材・文 矢内由美子)

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