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[MOM857]西武台MF三沢直人(3年)_攻守で輝き放つ埼玉屈指の司令塔

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.14 全国高校選手権埼玉県予選2回戦 川越南2-6西武台 西武台G]

 埼玉のV候補・西武台を攻守で支える大型司令塔だ。MF三沢直人(3年)は下級生時から強豪の中盤の一角を担っているプレーメーカー。トップ下として先発したこの日はPAに近い位置で強さと技術の高さを発揮してボールを収めると、前線とのコンビネーションからシュートへ持ち込んでいく。本人は「調子が悪かった。全体的にタッチとか良くなくて、ふつうに相手に取られる場面も多かった」と振り返ったが、特に光っていたのは3-2と1点差で迎えた後半のプレー。ボランチにポジションを移した三沢は自信を持っている球際の強さで相手の攻撃を停滞させると、17分にはインターセプトからFW田中将洋(3年)へ縦パスを通して、非常に大きな1点をもたらした。

 180cmの大型MFはトップ下での起用が続いているが、どちらのポジションでも質の高いプレーをすることが可能。優勝するためにフル稼働するつもりでいる。「(見て欲しいところは)相手の裏に出すパスと前向いてシュートを打つところです。ボランチに入った時は相手を潰す意識で、トップ下に入った時は点を取りたかったんですけど、きょうはなかなかボールが収まらなかった。時と場合によって、危なかったらボランチに入る。行ける時は前でシュートを打っていきたい」と力を込めた。

 1本のパスで勝敗の行方を大きく傾けたが、意識している選手は“意外”にもC大阪のドリブラー、MF楠神順平だという。「タイプは全然違うんですけど、セレッソの楠神選手は凄く上手い。(緩急や)ドリブルでのボール運びとか、ああいうプレーが出来たらいいなと。ボールタッチもめっちゃ速い。目指しているというよりもああいう選手になりたい」。関東大学リーグ1部の強豪へ進む予定だが、あるJ2クラブも注目していたという好タレント。2年時に全国総体出場を経験しているが、選手権は出場したことがないだけに「もっと上にいかないと見てもらえない」という高いモチベーションとともに必ず全国切符を獲る。

(取材・文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2013

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