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[MOM262]桃山学院大MF道上隼人(4年)_スピードスターがこだわる運動量「90分間動けないと意味がない」

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.3 関西学生リーグ1部後期第7節 桃山学院大4-0神戸国際大 J-GREEN堺]

 インカレ出場へ残り試合を全勝するしかない桃山学院大。厳しい状況の中、4-0の勝利を呼び込む先制点をあげたのはMF道上隼人(4年=C大阪U-18)だ。「1つも負けられないっていうことで、前半から飛ばして前半で試合を決めるっていう気持ちで行った」という言葉通り、開始2分で先制すると40分にも追加点。「1発目を決めてくれたからチームも落ち着いた」と楚輪監督が評価したように、チームを勝利に導いた。今季6点目となったが「もっと前期の最初からこういう結果を出してれば、今のチーム状態というか順位も変わってただろうし。そういうとこは悔しい」と4戦連続でのゴールにも笑顔はない。

 1年生の頃から試合に出場してきた道上は、2年時にはチームトップの11得点をあげ、リーグ優勝に貢献した。しかし、昨季は怪我の影響で試合復帰できたのは後期から。「去年は怪我でほぼ結果を残せなかった」と不完全燃焼に終わった。その分、4年生となる今年に懸けたが「マークも厳しくなったし、思っていたよりうまくいかなかった」とリーグ戦で思うような結果を残せず、前期は1得点のみ。後期に入り5得点を決めているが「もっと早くから危機感を持っていれば良かったんですけど」と悔しさを滲ませた。先日、来季の松本山雅入りが内定したこともあり「マークが厳しくてもそういうとこを克服していかないとこの先、プロに行っても通用しないので。もっと結果を出したい」とプロ入り後も見据える。

 持ち味はスピードある突破と得点力だが、道上自身があげるのは「僕の1番の持ち味は90分間動き続けられるところ。90分間動けないとやっぱり試合出てても意味がないというか、僕の中ではそういう気持ちなので」と自信を見せる運動量。指揮官も「最後までグラウンド駆けずり回って、DFにも貢献してるんで。ボール際でひたむきに頑張れる」と評価。「コンスタントに良い形でボールを持った時に仕事が出来る」と期待を寄せる。

 目標としてきたプロ入りを決めたことについては、扇原貴弘(C大阪)を初めとするC大阪U-18時代のチームメイトの活躍を受け「世界で活躍してる姿とか見たら刺激にもなるし、自分も頑張らないとなって気持ちになった」と道上は話す。また、C大阪U-18時代のサポーターへの感謝の思いも強く、「高校の時も試合やってる時に力になったし、大学なっても応援来てくれるんですごくありがたい。大きな存在。セレッソでっていうのは無理やったけど、違うチームで活躍してる姿を見せられたら少しは恩返しになるんじゃないかなと思う」と笑顔を見せた。

 目標も達成し、残すはインカレ出場権獲得のみ。3年連続での出場を懸け、自身のゴールで望みを繋げる。

(取材・文 北野裕子)
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