beacon

大逆転でW杯出場を決めたフランス、新ユニフォームもさっそく披露

このエントリーをはてなブックマークに追加

 フランス代表は19日に行われたブラジルW杯欧州予選プレーオフ第2戦でウクライナ代表を3-0で下し、大逆転でW杯本大会出場を決めた。敵地での第1戦を0-2で落とし、絶体絶命の状況で迎えたホームゲーム。前半で2ゴールを奪い、2試合合計2-2の同点に追いつくと、後半27分にオウンゴールで“逆転”し、ブラジルへの切符を手にした。

 劇的な幕切れに歓喜と熱狂に包まれたスタッド・ド・フランス。興奮冷めやらぬ試合後にMFフランク・リベリ、MFブレイズ・マテュイディ、MFヨアン・キャバイエ、DFラファエル・バランの4選手が来年のブラジルW杯本大会で着用する新ホームユニフォームを披露した。

 ナイキ社製の新ユニフォームは、試合中にウェアのどの箇所に負担がかかっているかを分析したデータをもとに胸、肩、脚にあたる部分などの強度や伸縮性を向上させ、動きやすさやフィット感、快適性をより高めている。EURO2012時のユニフォームと比較し、16%の軽量化も実現された。

 ユニフォームに搭載された『ナイキDRI-FITテクノロジー』が肌から汗を吸い上げ、水分をより速く蒸発させ、素材の外へ逃がす。通気性を高め、試合中の体温を調整することで選手のパフォーマンス向上に大きく貢献する。

 軽量性や通気性は、何よりブラジルでの戦いを想定したものだ。開催都市によって大きく環境の変化するブラジルW杯。ブラジル北部の沿岸部では気温、湿度が高く、たとえナイターでも高温多湿の厳しい環境になる。一方で南部はグッと気温が下がる。さまざまな気候やコンディションを想定して完成した新ユニフォームは、ブラジルでのフランス代表の躍進を支えるための最高の機能を備えている。

TOP