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[PSM]ノヴァコ&長沢のツインタワー爆発、清水が川崎Fに5発大勝

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[2.16 PSM 清水5-1川崎F アイスタ]

 清水エスパルスは16日、本拠地のIAIスタジアム日本平で川崎フロンターレとプレシーズンマッチを行い、5-1で大勝した。大宮から加入したFWノヴァコヴィッチが2得点を挙げると、レンタル移籍から4年ぶりに復帰したFW長沢駿もゴール。193cmのノヴァコヴィッチと191cmの長沢が2トップを組んだ“ツインタワー”が川崎Fを粉砕した。

 清水は前半7分、DF吉田豊の右クロスから長沢がヘディングシュート。同15分にはMF大前元紀の左クロスにノヴァコヴィッチが頭で合わせたが、GKの手を弾いたボールは左ポストを叩いた。シンプルにサイドからクロスボールを送り、高さのある2トップを生かす清水。前半27分、大前の直接FKがポストに当たって跳ね返ったボールをDF平岡康裕が押し込み、先制点を奪った。

 MF中村憲剛やFW大久保嘉人、FWレナトら主力不在の川崎FはFW森島康仁、MF金久保順、MF可児壮隆、MFパウリーニョ、DF武岡優斗、DF谷口彰悟という新戦力6人が先発。前半33分、MF森谷賢太郎のワンタッチパスから縦に抜けた右SB武岡のクロスに森島がヘディングで合わせ、1-1の同点に追いついた。

 しかし、清水は前半アディショナルタイムにFW高木俊幸の左クロスにノヴァコヴィッチが頭で合わせ、勝ち越しゴール。狙いどおりの形で2-1とリードを奪い、後半に折り返した。川崎Fはハーフタイムに3人を交代。古巣相手にキャプテンマークを巻いて先発したMF山本真希に代わってDF實藤友紀が入り、前半はCBでプレーした大卒ルーキーの谷口がボランチにポジションを上げた。

 後半は両チームが積極的に選手交代を行い、シーズン開幕に向けたテスト的な意味合いも強まったが、ホームの清水が効果的に得点を重ねた。後半6分、DF河井陽介のスルーパスから左サイドを抜け出した高木俊のクロスに長沢が打点のヘディングで合わせ、3-1。後半19分からは高木俊の実弟で、ユトレヒトから加入したMF高木善朗もピッチに入った。

 清水は後半23分、DF吉田豊の右後方からのクロスをノヴァコヴィッチが左足で押し込み、自身2得点目。同31分にはMF村松大輔が一発退場となったが、同43分、MF石毛秀樹の右CKにDFカルフィン・ヨン・ア・ピンが頭で合わせ、5-1のゴールラッシュを締めくくった。


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