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清武も前半で交代…大量5失点のニュルンベルクは4連敗で降格圏転落

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[3.23 ブンデスリーガ第26節 ニュルンベルク2-5フランクフルト]

 ブンデスリーガは23日、第26節3日目を行い、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでMF乾貴士所属のフランクフルトと対戦し、2-5で敗れた。清武は先発出場したが、0-1のハーフタイムに交代。乾は2試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出番がなかった。なお、負傷離脱中のMF長谷部誠は欠場している。

 フランクフルトは前半21分、相手陣内でDFエマヌエル・ポガテツにプレッシャーをかけたFWシュテファン・アイグナーがボールをカット。そのまま右サイドを駆け上がり、折り返しに飛び込んだMFトランクイロ・バルネッタが左足で押し込み、先制点を奪った。

 なかなか効果的な攻撃を繰り出せないニュルンベルクはハーフタイムに清武を下げる。しかし、流れは変わらず、フランクフルトは後半4分にFWホセルが追加点。さらに同8分にはバルネッタの右FKにMFマルティン・ラニヒがダイビングヘッドで合わせ、GKが弾いたボールをDFアレクサンダー・マドルンクが押し込んだ。

 後半立ち上がりの連続失点で3点ビハインドを負ったニュルンベルクだが、ここから怒涛の追い上げを見せる。後半19分、FWヨシップ・ドルミッチのゴールで1点を返すと、同27分にはMFホセ・カンパーニャが豪快な右足ミドルを叩き込み、2-3。一気に1点差まで詰め寄った。

 ところが、後半35分、フランクフルトはホセルがゴール前に抜け出そうとしたところで後方からMFハビエル・ピノラに倒される。決定的な得点機会を阻止したとしてピノラは一発退場。10人となったニュルンベルクに対し、フランクフルトは後半43分にホセルの2点目で4-2と試合を決定づけ、後半アディショナルタイムにもFWバーツラフ・カドレツのゴールでダメを押した。

 フランクフルトは3試合ぶりの白星で13位から12位に順位を一つ上げ、残留争いから一歩抜け出した。一方のニュルンベルクは今季最多タイの5失点で今季ワーストの4連敗。順位でもフライブルク、シュツットガルトに抜かれ、15位から自動降格圏の17位に転落した。


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