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清武、2戦連続の先制アシストも逆転負け

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[3.29 ブンデスリーガ第28節 フライブルク3-2ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは29日、第28節を行い、MF清武弘嗣とMF長谷部誠の所属する14位ニュルンベルクは敵地で15位フライブルクと対戦し、2-3で逆転負けした。清武は前半6分に先制点をアシストするなどフル出場したが、チームは2試合ぶりの黒星を喫した。なお、負傷離脱中の長谷部は欠場している。

 前半6分、左CKから清武がショートコーナーでMFホセ・カンパーニャにパス。リターンを受けた清武は鋭い切り返しで縦に抜け出し、左足でゴール前にクロスボールを入れた。これにDFエマヌエル・ポガテツが頭で合わせ、先制点。清武の2試合連続となる今季7アシスト目でニュルンベルクがリードを奪った。

 フライブルクも前半23分にCKからDFパベル・クルマスのヘディングシュートで同点に追い付いたが、ニュルンベルクは前半44分、清武の左CKからゴール前でポガテツがクルマスに倒され、PKを獲得。これをFWヨシップ・ドルミッチが豪快にゴール左上に蹴り込み、2-1と勝ち越した。

 しかし、フライブルクもお返しとばかりにPKで再び試合を振り出しに戻す。後半7分、MFフェリックス・クラウスがPA内でポガテツに倒され、PKを獲得。これをFWアドミル・メーメディが決め、2-2の同点に追いついた。さらに後半20分、左クロスのこぼれ球をクラウスが豪快な左足ボレーでゴールネットに突き刺し、3-2。フライブルクが逆転で残留争い直接対決を制した。

 前節終了時点で勝ち点26で並んでいた両チームだが、フライブルクが2試合ぶりの白星で勝ち点を29に伸ばし、15位から暫定13位に浮上。ニュルンベルクは14位から暫定15位に後退し、明日30日にボルシアMG戦を控える16位ハンブルガーSVが勝った場合、2部との入れ替え戦に回る16位に転落する。


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