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古巣・熊本に敗戦の横浜FC GK南「覇気がないのは、感じました」

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[4.5 J2第6節 横浜FC0-1熊本 ニッパ球]

 古巣との一戦で、チームの悪い所が出てしまった。昨季までの4シーズン、ロアッソ熊本でプレーしていた横浜FCのGK南雄太は、試合前の心境について「楽しみにしていましたけど、前節(福岡に)ああいう負け方をしていて、今日は負けられないゲームという位置づけでチームとして臨んでいたのでね。古巣どうこうより、勝たなければいけないゲームという気持ちで臨んでいました」と、振り返った。

 そんな「負けられない」ゲームだったが、横浜FCは前半からアグレッシブにボールを奪いにくる熊本の前に、チャンスがつくれなかった。「もったいない前半を過ごしてしまった」と、山口素弘監督は憮然とした表情で振り返ったが、南も「まったりした前半だった。切り替えの部分とかで相手より前半は劣っていたと思う。うまく向こうの試合になってしまったかなと感じました」と、この試合の出来には納得できていない様子だった。

「あれ(熊本のプレス)をはがしたかった。あそこで蹴ってしまうのでは、自分たちのやっているサッカーではない。(熊本の前節)千葉戦も見たが、千葉ははがせていた。でも、今日はいまいちはがせなかった。つなぐことをコンセプトにやっているし、より精度とか、ポジショニングとか、そういうところの部分は変えていかないと」と、南は自分たちの意図するプレーができなかったことを悔やむ。

 失点場面についても、DFドウグラスが前のボールに対応したとき、裏のスペースへのカバーができずに、ぽっかりと空いたところをFW齊藤和樹に使われた。「ポッと抜けるシーンが今日は何回かあった。6試合やった中では、今日は一番内容が悪かったですね。いまいちチームに覇気がないのは感じました。今年入ったばかりで、そんなに長いことチーム(横浜FC)を見ているわけではないですけど、6試合やった中で今日は一番良くなかった」。

 開幕戦から4試合無敗と好スタートを切ったように見えたが、ここにきてMF飯尾一慶に加え、MF松下年宏、MF安英学ら今季の新加入選手が負傷し、開幕戦で組んだメンバーで戦うことはできない。だが、「それは言い訳にならない」と南は断言する。「出ている選手がやらないといけない。誰かが出ていないから勝てないっていうのでは意味がない。1シーズンは長いし、そんなことは多々ある。相手も一緒のことだから」と、この日の出場メンバーで熊本に勝てなかったことを悔しがった。

(取材・文 河合拓)

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