beacon

[スポ東]攻撃陣奮わず、今季三度目の完封負け

このエントリーをはてなブックマークに追加

[スポーツ東洋 ゲキサカ版]

[4.20 第88回関東大学サッカーリーグ戦・前期2部リーグ第4節 東洋大0-2法大]

前節、待望の今季初勝利を手にし、連勝を狙いたい東洋大は法大との対戦。ピッチコンディションが悪い中で早く先制してリズムをつかみたいところだったが67分に田口が怪我で負傷交代し防戦一方となる。69分に先制を許すと、79分にも2失点目を喫し万事休す。0-2で今季3敗目となった。

東洋大0-2(0-2)法大

<警告>
37分 小山大
43分 田口
89分 瀧澤

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(4年=成立学園高)
▽DF
石坂元気(3年=広島ユース)
田口慎太郎(4年=帝京高)
67分→今井裕基(3年=埼玉栄高)
郡司昌弥(3年=柏U-18)
57分→瀧澤修平(3年=東洋大牛久高)
池田稔樹(3年=桐生一高)
▽MF
小山大貴(3年=大宮ユース)
小山北斗(3年=帝京高)
斉藤昂太(4年=八千代高)
仙頭啓矢(2年=京都橘高)
▽FW
佐々木雅人(4年=西武台高)
57分→遊馬将也(3年=武南高)
平石直人(4年=帝京高)

 集中応援ということもあり、多くの観客がスタンドに詰めかけた。連勝して昇格に向けてはずみをつけたい中、最初に観衆を沸かせたのは東洋大。7分に左サイドの平石が逆サイドの仙頭へロングフィードでチャンスを作ると、ボールを受けた仙頭は、すかさず中へクロスを送るが誰も触れることができない。続く10分には、PA手前でFKを獲得するとキッカーの仙頭は直接狙うも相手ディフェンスに当たり、キーパーに防がれる。その後は、両チームともになかなかチャンスを作れず、互角の展開が続く。ピッチコンディションが悪く持ち味のパスサッカーで相手を崩すことができないうちに前半は終了した。

 ハーフタイムには古川監督から「相手ディフェンスの背後を狙おう」という指示が出て後半のピッチに向かう。ベンチも56分に前節得点を決めた遊馬、公式戦初出場の瀧澤を入れ、先制点を奪うべく早めにカードを切った。交代直後に左サイドからのスローインで裏に抜けた遊馬がダイレクトシュートを放つ。これを皮切りに猛攻を仕掛け、63分には右サイドからのCKに瀧澤がヘディングで合わせるも、こぼれ球を混戦の中で押し込むことができず絶好の得点機を逃した。そして、このプレー中に田口が負傷し交代を余儀なくされる。これを機に流れは法大に。すると69分にCKのこぼれ球を拾われ、先制を許してしまう。さらに72分、左サイドを突破されクロスを上げられシュートを打たれるも池田が体を張ってこれをブロックした。だが悪い流れを断ち切れず、79分に右サイドのスローインからクロスを上げられ追加点を与えてしまい苦しい展開となる。その後もロングボールを多用し反撃の糸口を探るが、結局得点は奪えず試合は終了し完封負けを喫した。

 試合を通して、シュートが打てない内容となった。ピッチの状態が悪いとはいえ、攻撃のバリエーションが少なく、単調な攻撃が多く課題が見つかった。次節は開幕戦以来となるホーム・東洋大朝霞グラウンドでの一戦となる。応援を背に自分たちのホームグラウンドで攻撃陣の爆発に期待したいところだ。

[写真]浅沼は気持ちのこもったプレーでチームを鼓舞した

(文 スポーツ東洋 豊川拳大)
(写真 横井喬 国府翔也)

[次節試合予定]
第5節・4月27日平国大戦(13:50@東洋大朝霞グラウンド)

PR: スポーツ東洋HP(http://supoto.blog41.fc2.com/)ではサッカー部のみならず、多くの部会の最新情報が満載です。是非一度アクセスしてみてください。

TOP