オジェック氏はターゲットにならず?

　オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、シドニーFCが新監督候補として、元ベガルタ仙台監督のグラハム・アーノルド氏や、FWアレッサンドロ・デル・ピエロに関心を示しているようだ。

　AリーグのプレーオフでシドニーFCは23日、フランク・ファリーナ前監督の退任を発表。新指揮官を探しているところだ。チームには契約満了を迎える選手が少なくないが、『シドニー・モーニング・ヘラルド』は、新監督が決まるまでそれらの選手たちの去就も分からないとしている。

　そしてその新監督候補の最右翼として挙がっているのが、今季日本で1勝も挙げられず、9日に仙台を去ることが発表されたアーノルド氏だ。だが報道によると、同氏にはニューカッスル・ジェッツやニュージーランド代表監督のオファーもあるという。

　代役となるのが、去就が注目されているデル・ピエロだ。39歳の同選手はシドニーFCとの契約が満了するが、現役を続けるかどうか未定。シドニーFCはデル・ピエロがクラブに残ることを望んでおり、Aリーグで指導者の道を始めることを説得する考えだそうだ。

　また、かつて浦和レッズを率い、昨年20月にオーストラリア代表監督を解任されたホルガー・オジェック氏も候補と報じられているが、『シドニー・モーニング・ヘラルド』は、シドニーFCのターゲットになっていない模様と伝えている。