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[女子アジア杯]死闘中国戦から中2日、今夜決勝なでしこ川澄「しっかりリカバーできた」

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 日本女子代表(なでしこジャパン)は25日、2014 AFC女子アジア杯の決勝戦でオーストラリア女子代表と対戦する。勝てば初のアジア王者となるなでしこジャパン。過去4度挑戦はすべて敗れている決勝戦。世界王者が取り忘れていたアジアのタイトルに挑む。

 準決勝の中国戦では120分の死闘を繰り広げたなでしこジャパン。決勝戦は中2日で行われるため、コンディション調整も大きなカギを握る。準決勝の翌日は多くの選手がリカバーに努めたが、試合前日の24日はボールを使ったトレーニングで汗を流した。

 相手は今大会初戦でも対戦し引き分けているオーストラリア。前回大会では準決勝で対戦し、敗れている相手だ。JFA公式サイトによると、佐々木則夫監督は「大会初戦はオーストラリアが強みであるショートカウンターを活かし、また立ち上がりにパワーをもって攻めてきました。同じことを2度繰り返すことはしたくありません。互いの強みをよく知る相手同士の戦いですが、我々がピッチ上で何ができるか、が勝負のポイントになる」と気合を入れ直した。

 中国と死闘を演じた後のインタビューで「楽しかった」と笑顔で答えていたことが印象的だったFW川澄奈穂美。「しっかりリカバーができた。コンディションよく決勝に臨める」と語るスーパーガールは、「アジアの頂点にはまだ立っていませんので、最後まで全員で集中を切らさず、中国戦の勢いをもって勝利を挙げたい」と力を込めた。

 キックオフは日本時間22時15分。

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