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負傷後初の90分フル出場を果たした麻也「90%まで戻った」

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[6.2 国際親善試合 日本3-1コスタリカ タンパ]

 故障上がりでコンディション面が不安視されていたDF吉田麻也(サウサンプトン)が90分間フル出場。1失点を喫したが、全体的にはまずまずのプレーで勝利に貢献した。試合前には「キプロス戦が70%だったのでコスタリカ戦では80%に上げたい」と話していたが、「90%までいきました」と、予想以上のスピード回復に安堵の表情が浮かぶ。

 当初、フル出場の予定はなかったが、「ハーフタイムに“行ける”という話をした」という。すると、後半は無失点。コスタリカの足が落ちたのは事実だが、集中力を切らさなかったからこその結果だ。ただ、反省も忘れない。

「ピンチの場面は4つしかなかったと思う。でも、もっと減らさないといけない。ビルドアップはボールを奪われないのが鉄則。悪くはなかったけど、細かいところまで最後までみんなですり合わせていかなければいけない。今日は勝ったが、点差ほど内容に差はなかった。大会に入れば一つのミスが試合を決める」

 本番になればミスは絶対に許されない。より集中力を増した守備ラインの形成を、吉田は目指している。

(取材・文 矢内由美子)

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