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京都・森下監督代行のホーム初陣はドロー、岡山の連続無敗は12に伸びる

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[6.28 J2第20節 京都1-1岡山 西京極]

 J2は28日、第20節を各地で開催し、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場では京都サンガF.C.ファジアーノ岡山をホームに迎えた。ともに1点を奪い合って折り返した試合は、後半も両チームが最後までゴールを目指したがスコアは動かずに1-1のまま終了。京都は森下仁志監督代行のホーム初戦を飾れず、岡山は2試合連続ドローに終わったが無敗記録を12に伸ばしている。

 両チームともになかなかシュートまで持ち込めない展開の中、ファーストシュートを放ったのは京都。前半15分、右サイドのDF駒井善成のスルーパスから抜け出したMF田村亮介が右足で狙ったが、シュートは枠を外した。さらに、直後の同16分には右サイドから切り込んだ駒井のパスを受けたMF中山博貴がゴールを脅かしたが先制点を奪うには至らない。

 しかし徐々に岡山が盛り返すと、前半25分にはMF千明聖典のミドルシュートがゴールを襲う。GKオ・スンフンの好セーブに遭ったものの、パスがつながり出した岡山がリズムを生み出していく。すると前半29分、左サイドを駆け上がったDF田所諒がMF三村真からパスを引き出すとドリブルでPA内まで侵入。左足を思い切り振り抜くと、シュートはオ・スンフンの股を抜けて先制ゴールが決まり、岡山が1-0とリードを奪った。

 このまま岡山リードで折り返すかと思われた前半41分に京都が同点に追い付く。FW山瀬功治のCKはニアの相手DFに当たってコースが変わるも、DF内野貴志が落ち着いて右足で合わせて同点ゴールを叩き込んだ。内野にとっては、うれしいプロ初ゴールとなった。

 後半6分にMF上田康太が放ったシュートはジャストミートしなかったものの、後半立ち上がりは岡山がリズムを作ろうとしていたが、中盤以降は京都が岡山のゴールをこじ開けにかかる。

 後半32分にMF福村貴幸が直接FKを狙うも、GK椎名一馬にキャッチされ、同33分にはDF伊藤優汰がミドルレンジから強烈なシュートを放ったが、ゴールマウスを捉えることはできなかった。さらに同36分には駒井のクロスから、前節ハットトリックのFW大黒将志がヘッドで狙うも、シュートは惜しくも枠の上に外れた。

 両チームともに最後までゴールを狙い続けたものの、スコアは動かずに1-1のドローに終わり、勝ち点1を分け合った。


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