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[総体]ユース取材ライター陣が推薦する「全国総体注目の11傑」vol.1

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平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国総体注目の11傑』」


 ゲキサカでは8月1日に開会式、同2日に1回戦が行われる夏の高校日本一決定戦、平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技の注目選手を大特集。「全国総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター5氏に全国総体注目の11選手を紹介してもらいます。またそれぞれ、最注目選手のコラムを執筆してもらっています。第1回は関西を中心に活動する森田将義氏による11名です。

 選考基準は「見ていて楽しいかどうか」。上手い、速いだけでなく、強い、渋いなどそれぞれ楽しいというポイントは様々ですが、全員が個性を持っており、見ていて楽しい選手ばかりです。加えて、「今年、観た選手」に限定したので今、脂が乗っている11人かもしれません。1チーム1人というマイルールを作ったため、なくなく断念した選手もいます。この11人以外にも面白い選手がたくさんいます。「声が良く出る」、「笑顔がステキ」など見ていて楽しいと感じるポイントは人それぞれ。僕が選んだ11人をきっかけに皆さんもお気に入りの11人を選んでみてはいかがでしょうか。

GK矢田貝壮貴(京都橘高)
「182cm、79kgという恵まれた体格を活かしたシュートストップを武器に一年目か強豪・京都橘高の最後尾を託された守護神。キック精度も高く、「監督にはいつも、キャッチした後はすぐに前を見ろと言われている」とカウンターの起点としても機能する」

DF藤井拓(市立船橋高)
「絶妙なポジショニングから対人の強さを発揮し、相手ボールを奪い取るCB。昨年はボランチとしてチームの優勝に貢献したが、決勝戦は出場停止で出られなかった。主将を託された今年は優勝をピッチで味わいたいところ」

DF羽田健人(金光大阪高)
「堅守速攻が自慢の金光大阪高を束ねるCB。2年生ながら3バックの中央に君臨する。兄の昇平(現・大阪体育大)も昨年まで在籍。若松哲也監督は「パワフルさでは兄に劣るが、弟の方がデカいし、足下の技術も上」と評価する」

DF野田裕喜(大津高)
「高さと強さを兼ね備えたCBで、ボディーコンタクトの強さで相手の突破を封じる。川崎の谷口彰悟を始め、デカくて巧い“変態”系の選手を数多く輩出してきた大津高らしく、足下の技術にも目を見張るモノがある」

MF杉原啓太(星稜高)
「春以降、急成長を遂げ、星稜に欠かせない存在となったボランチ。「左利き特有の相手に読めない動きを河崎監督から褒められる」と話すように、独特のセンスを活かしたタッチと展開力でチームの心臓部を担っている」

MF久保田和音(大阪桐蔭高)
「中盤の底でシンプルにはたき、リズムを作りつつ、機を見た飛び出しで相手ゴールに襲い掛かる攻撃的ボランチ。最終学年を迎えた今年は精神面での逞しさが増し、積極的にロングシュートを狙うなど攻撃性もアップ。来季、鹿島入団内定」

MF伊藤涼太郎(作陽高)
「特有のセンスと柔らかいボールタッチが光るアタッカー。小回りの効いた突破で相手DFの眼を掻い潜り、自らが突破しつつ、隙を見ては鋭いスルーパスで周囲を活かすなど存在感は絶大。作陽の攻撃を一手に引き受ける」

FW村上魁(野洲高)
「一度、ボールを持ったら離さない根っからのドリブル小僧。技術はもちろん、ボディーバランスも備え、強引に得点まで持ち込める。中学時に在籍したセゾンFCの30周年パーティーでは、乾貴士、楠神順平、倉貫一毅という錚々たる面々と並び歴代ベスト11に選出」

FW定本佳樹(米子北高)
「戦術理解力の高さが光る司令塔。ボランチが本職ながらも、「CBをやれと言えば、難なくやれると思う」と城市徳之監督が評すように万能型で、今年はFWを中心にプレーする。巧みなポストプレーで周囲を使いながら、自らもドリブルで得点を奪う」

FW中島隆司(立正大淞南高)
屈強なフィジカルを活かした強引な突破から強烈なシュートでゴールに襲い掛かるストライカー。南健司監督が「分かりにくいけど、実はかなり速い」と評するように、一瞬の速さも抜群で、相手の背後への飛び出しもかなりのモノ。

FW北村知也(鵬翔高)
1試合通じて、前線でボールを追いかけ続ける献身的なFW。1年時は選手権優勝に大きく貢献したが、昨年は怪我とパサー不在で個性が出し切れず。最終学年を迎えた今年は「一人で試合を決められる」選手を目指し、自身での仕掛けにも拘る。

執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。

[写真]森田氏が注目選手に挙げる大阪桐蔭の久保田


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