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スタンダールが壮絶な死闘制す!川島はPKストップで勝利に貢献

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[8.2 ベルギーリーグ第2節 コルトライク2-3スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは2日、第2節を各地で行った。日本代表GK川島永嗣とFW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュは敵地でコルトライクと対戦し、3-2で勝利した。小野はベンチ外。川島はPKを止めるなど好セーブ連発で逆転勝利に大きく貢献した。

 スタンダールは前半14分、セットプレーから先制点を許してしまう。左CKからDFジャルコ・トマシェビッチにヘディングシュートを打たれ、川島も反応し切れずにゴール右隅に突き刺さった。さらに同24分にはPKを献上。しかし、このピンチを川島がしっかり読み切って、弾き出し、追加点を許さなかった。

 川島の奮闘に応えたい攻撃陣は前半38分、ゴール正面でボールを受けたMFアストリト・アイダレビッチがモモトラップから左足を振り抜く。ドライブ回転のかかったシュートは、クロスバーをかすめてゴールネットを揺らし、1-1。試合を振り出しに戻した。

 前半終了間際にも川島の好セーブで難を逃れたスタンダール。後半開始早々の2分には、MFムヤンギ・ビアのスルーパスに抜け出したFWヤニス・ムボンボが右足でGKの股を抜き、2-1で逆転に成功した。しかし、開幕連敗を避けたいコルトライクの反撃に耐えきれず、同24分に同点を許し、2-2のまま試合は終盤へ。

 一進一退の攻防が続き、このまま引き分けで終わるかと思われたが後半44分、スタンダールがPKを獲得。これをムヤンギ・ビアが冷静にゴール左隅に流し込んで、3-2と再びリードに成功。試合はこのまま終了し、死闘を制したスタンダールが開幕2連勝で、5日の欧州CL予選3回戦第2戦のパナシナイコスに弾みをつけた。


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