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香川復帰が秒読みのドルトムント、ポジションは「10番」を用意

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 ドルトムント移籍が秒読み段階に入ったマンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司について、ドイツ紙『ビルト』はドルトムントが「10番」のポジションを用意していると報じている。

 ドルトムントは29日に敵地で行われたアウクスブルク戦に3-2で勝ったが、同紙によると、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は遠征に帯同せず、香川獲得のための交渉に臨んだ。

『ビルト』は香川の代理人を務めるトーマス・クロート氏が29日午前にドルトムントのクラブハウスを訪れ、合意に達したと報道。香川は30日午前にメディカルチェックを受け、4年契約にサインする見通しとなっている。

 移籍金は800万ユーロ(約11億円)で、出来高や成績によるボーナスが200万ユーロ(約2億7000万円)。2012年夏にドルトムントからユナイテッドに移籍した際の移籍金は当時1600万ユーロだったと報じられており、およそ半額での獲得となる。

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOはかつて「我々にはロイスとムヒタリアンがいる。3人目の10番を獲得することに意味があるとは思わない」と発言。MFマルコ・ロイス、MFヘンリク・ムヒタリアンに続く10番タイプの香川を獲得することに否定的な見解を述べていた。

 しかし、『ビルト』によると、ユルゲン・クロップ監督は香川が復帰した場合、ムヒタリアンをボランチに下げ、ロイスを左サイドに戻すプランを描いており、トップ下のポジションには“愛弟子”である香川を置く考えだという。


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