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途中出場も流れ変えられず…横浜FM齋藤学「チームを勝たせる力をつけたい」

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[9.7 ナビスコ杯準々決勝第2戦 柏3-1横浜FM 柏]

 試合前の時点で最低でも2得点が必要だった横浜F・マリノスは、ペースを握って前半を進めていた。高い位置からプレッシャーをかけて相手のミスを誘うと、縦に速い攻めで柏レイソルを押し込んだ。前半23分にDF中澤佑二が幸先よく先制点を奪うと、逆転での準決勝進出への機運は一気に高まった。

 ところが、後半20分までに逆転を許す。樋口靖洋監督はダブルボランチを1枚削り、FWを投入する。「練習でやっているやっていないに関係なく、我々はあの時点であと2点とらなければならなかった」。MF喜田拓也OUT、FW藤田祥史IN。FW伊藤翔とFW矢島卓郎に加えて藤田という、全員が180cm以上の3トップが形成された。そして、ラスト10分になると、伊藤に代えて負傷明けのMF齋藤学がピッチに送り込まれる。高さに加えて、スピードがあり、単独で突破もできる齋藤が投入されたことで、ゴールへの期待も高まった。

 それでも流れは変わらない。「何か起こさなきゃ」と意気込んでいた齋藤だったが、逆に投入された2分後に3点目を献上し、試合を決定づけられた。後半アディショナルタイムにはMF富澤清太郎からのPA内への浮き球に走り込んだが、シュートまで持ち込むことができず、その1分後には敗戦の笛を聞いた。

「俊さん(中村俊輔)がいなかったり、マチくん(中町公祐)がいなかったり、そういう中でレイソルが落ち着いてやれていたとは思わない。慌てさせたことは間違いないので、そこはポジティブにとらえて」。横浜FMは中村、中町、MF兵藤慎剛、FWラフィーニャが負傷により欠場、加えてDF栗原勇蔵が出場停止と主力を多数欠く中で、相性の悪い柏との戦いを余儀なくされた。善戦虚しく準々決勝で敗れてしまったが、齋藤は敗戦を前向きに捉える。

「こういう試合でチームを勝たせる力をつけたいし、怪我をしている場合じゃない」。齋藤は悔しさと苛立ちの表情を浮かべていた。

(取材・文 奥山典幸)

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