beacon

「J1残留が目標」C大阪が今季2度目の監督交代…大熊U-18監督の昇格人事発表

このエントリーをはてなブックマークに追加

 セレッソ大阪は8日、マルコ・ペッツァイオリ監督(写真)およびカルステン・ラキースヘッドコーチとの契約を解除すると発表した。代わって監督にはアカデミーダイレクター兼U-18監督を務めていた大熊裕司氏が就任。U-18コーチの田島一樹氏、同じくU-18ヘッドコーチだった村田一弘氏と強化部課長の小菊昭雄氏がコーチに就任し、強化部長には宮本功氏が就く人事も併せて発表されている。

 C大阪は昨季まで率いていたレヴィー・クルピ監督の退任に伴い、ランコ・ポポヴィッチ氏を招聘し今季をスタートさせた。しかし成績不振を理由に6月に解任を発表。イタリア人のペッツァイオリ氏を招聘した。だがさらにチーム状況は悪化。9月7日のナビスコ杯準々決勝第2戦で、就任後11試合目にしてJ1勢から初勝利を挙げていたが、クラブは今季2度目の監督交代を決断した。

 公式サイトで岡野雅夫代表取締役社長は「ペッツァイオリ監督は今シーズン6月から急遽チームを立て直すべくここまでチームの指揮をとってきましたが、結果につなげることができませんでした。現状の成績ではシーズン当初の目標達成ではなく、J1残留という目標にせざるをえない状況となっており、シーズン途中の二度目の監督交代という苦渋の決断に至りました」と交代理由を説明。「ここからチーム一丸となり、Jリーグでの巻き返しをはかってまいる所存ですので、セレッソ大阪を応援していただいているファン、サポーターの皆様には、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします」と話した。

以下、大熊新監督プロフィール
●大熊裕司
(おおくま・ゆうじ)
■生年月日
1969年1月19日生まれ(45歳)
■出身
埼玉県
■主な選手歴
日立製作所/柏-京都-福岡
■主な指導歴
1999年:福岡育成普及部担当コーチ
2000年:福岡サテライトコーチ
2001年:福岡U-12監督
2002年~04年:福岡コーチ
2005年~06年:C大阪ヘッドコーチ
2007年~09年:(公財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ
2007年~08年:U-18日本代表コーチ
2010年~:C大阪アカデミーダイレクター兼U-18監督、(公財)日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ
2014年~:C大阪アカデミーダイレクター兼U-18監督

TOP