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「博多のネイマール」U-21代表FW金森がゴールパフォーマンスを予告

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「博多のネイマール」。周りからもそう呼ばれていると話すFW金森健志は、笑うとさらにそっくりになる顔をくしゃらせる。「今度、髪型も真似ようと思ってるんですよね」とまんざらでもない様子で続けると、「ゴール決めたらですか?ネイマールがゴール後にやるダンスやります!」と身振り手振りを交えながら、韓国でのゴールパフォーマンスを予告した。

 自信満々の発言には裏付けがある。高卒1年目の昨季も37試合に出場するなど、アビスパ福岡の主力として活躍した金森。しかし今季は4月に右足第5中足骨を骨折し、戦線離脱を余儀なくされた。だが予定より早い5月末に復帰を果たすと、6月には4試合すべてに先発出場して3ゴールを記録。見事、6月度のJ2リーグ月間MVPを獲得した。

 ここ5試合でも3得点を挙げるなど、好調を持続しており、今合宿合流前の6日の北九州戦では左足で華麗なボレーシュートを蹴り込むなど、気持ちよく代表にも合流できている。「今は調子もいい。今の調子を落とさずに、貪欲にゴールを狙っていきたいですね」と溢れんばかりの自信をみなぎらせた。

 だが激しいポジション争いも待っている。練習では3トップの頂点に入ってプレーしていたが、このポジションは同代表のエースとして期待のかかるFW鈴木武蔵との勝負になる。ただこちらに関しても「1トップが出来る自信はある」と胸を張る。「チームでもトップをやっているので対応できます。最近はゴールも取れているので、代表でも生かしていきたい」と意欲的に語った。

(取材・文 児玉幸洋)

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