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上位対決はスコアレスドローも松本は磐田との差を広げ、北九州は4位浮上

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[9.23 J2第33節 北九州0-0松本 本城]

 前節、磐田に1-3で敗れた5位のギラヴァンツ北九州と直近の3試合で2分1敗と勝利から遠ざかっている2位の松本山雅FC。上位に位置する両チームの一戦は、互いに譲らずに0-0のスコアレスドローに終わり、勝ち点1を分け合った。

 雨の降る中で行われた一戦は、激しい試合となった。前半4分、北九州は中盤でボールを奪ったMF八角剛史のミドルシュートが枠を捉えるが、GK村山智彦に阻まれる。その後は松本がボールを握り、北九州を押し込む。しかし、決定的な場面はつくれないまま、前半はスコアレスで折り返した。

 後半に入ると、松本が一気に圧力を強めて、北九州ゴールに迫っていく。しかし、後半開始早々に初めて先発に抜擢されたFW山本大貴のポストプレーから、DF犬飼智也の左足ボレーが北九州もGK{大谷幸輝の正面に飛び、決定機を生かせない。同10分のMF岩上祐三のミドルシュートもGK大谷に阻まれ、北九州の堅い守りを崩せなかった。

 残り5分、松本の反町康治がようやく動く。エースの船山をベンチに下げ、FW椎名伸志を投入する。後半43分には、その椎名が右サイドからのクロスに合わせて、シュートを枠に飛ばしたが、ボールはGK大谷にキャッチされた。

 結局、最後まで得点は決まらず、試合は0-0で終了。勝ち点1を分け合った両チームだが、3位の磐田、4位の岡山がともに敗れたため、松本は磐田との勝ち点差を8に広げ、北九州は岡山を抜き、4位に浮上している。

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