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2強時代を崩したことを誇るガビ

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「アトレティコは村のロビン・フッド」

 アトレティコ・マドリーで主将を務めるMFガビは、バルセロナとレアル・マドリーを退けてリーガエスパニョーラを制覇したことに大きな価値を置いている。

 リーガでは2004年にバレンシアが優勝して以来、およそ10年に渡りバルセロナとマドリーが優勝を分け合ってきた。“2強時代”と形容された時期を過ごして、2013-14シーズンにアトレティコがその牙城を崩し優勝を達成した。

『GQ』のインタビューに答えたガビは、昨シーズンを次のように振り返っている。スペイン『ヨーロッパ・プレス』が伝えた。

「アトレティコは村のロビン・フッドだよ。僕たちは2チームのものとなっていたリーガを壊した。みんな少し退屈していたところだったからね」

「チャンピオンズリーグの決勝で敗れたことが、僕のキャリアの中で一番傷ついたことかな。それが正当だったか不当だったかではなく、残り1分で勝利を逃したことが厳しかった」

 この夏DFフィリペ・ルイスやFWジエゴ・コスタ、FWダビド・ビジャなど複数選手がクラブを去ったが、ガビは残留を決断した選手たちに敬意を表している。

「重要なオファーを受け取ったにもかかわらず、残ることを決意した選手たちがいる。彼らは経済的なポテンシャルがあるチームではなく、スポーツ的なポテンシャルがあるチームにいることを望んだんだ」

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