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ガルシアがベンチ入り禁止に、ローマは激怒

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原因となったスチュワードを訴えるとも

 ローマのルディ・ガルシア監督に、2試合のベンチ入り禁止処分が科された。マウロ・バルディッソーニGM(ゼネラルマネジャー)は、同監督とクラブが処分の発端となったスチュワードを訴えることも検討中と明かしている。

 発表によると、ガルシア監督は14日のジェノア戦で、試合後にスチュワードに暴力行為を振るおうとしたという。スチュワードの訴えを受けて、2試合のベンチ入り禁止が命じられたとのことだ。処分が確定すれば、ガルシア監督は次節ミラン戦と新年初戦のウディネーゼ戦で指揮を執れない。

 だが、バルディッソーニGMは次のように反論している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「我々は非常に驚いている。残念ながら、我々が驚くのはこれが初めてではないけどね。ジェノアのスチュワードが自分で言ったことを基に、ガルシア監督は処分されたようだ。それを見た者はいない。監督はこのスチュワードを刑事告訴することを望んでいる。クラブもそれを考えているところだ。我々は常に協力してきたが、自分たちを守るために武器を持つ必要があるなら持つ」

「試合後にはスタンドからたくさんの物が投げ込まれていたんだ。(ケビン・)ストロートマンにはペットボトルが当たっているんだよ。我々は保護用のトンネルカバーを広げるように求めたけど、係りの者たちはそれができなかった。それで少し緊張感が生まれたんだ。それだけだよ」

 なお、ローマはDFヨゼ・ホレバスにも1試合の出場停止処分が科された。同選手は試合後、ロッカールームへ向かう途中にスタンドから物が投げ込まれた際に、中指を立てて観客に反応している。これが処分対象となった。

 一方、ジェノアは終了間際にローマの選手を蹴ったとして、MFディエゴ・ペロッティに3試合の出場停止が科されている。同選手は累積警告による処分も含め、4試合の出場停止となる。

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