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麻也途中出場のサウサンプトンがアーセナルとの上位対決で完封勝利

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[1.1 プレミアリーグ第20節 サウサンプトン 2-0 アーセナル]

 プレミアリーグは1日、第20節を各地で行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンはホームでアーセナルと対戦した。前節、首位のチェルシーと引き分けたサウサンプトンは、2-0で勝利を収めている。吉田は後半26分からピッチに立ち、チームの勝利に貢献した。

 リーグ前半戦を4位で折り返したサウサンプトンは、5位のアーセナルを迎えたこの試合でも先手を取る。前半34分、最終ラインの裏を取ったFWサディオ・マネが、角度のない位置からループシュートを放つ。これが中途半端に飛び出したGKボイチェフ・シュチェスニの頭上を越えて、鮮やかにゴールネットを揺らした。

 勢いづいたサウサンプトンは、前半40分にも好機をつくる。右サイドからマネの折り返したボールをMFジェームズ・ワード・プラウスがシュート。決定的な場面だったが、これはGKの左足に阻まれると、跳ね返ったボールをFWマッシミリアーノ・ペッレがオーバーヘッドシュートで狙ったが、枠を越えて行った。この直後には、先制点を挙げたマネが負傷のため、MFハリソン・リードと交代した。それでも、ホームのサウサンプトンが1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ってもサウサンプトンは、11分に波状攻撃からMFドゥサン・タディッチが追加点を挙げて、リードを2点に広げた。2点を追うアーセナルは、FWセオ・ウォルコットを投入し、反撃に出ようとするが、得点を挙げられないまま時間は推移する。

 サウサンプトンのロナウド・クーマン監督は、後半26分に吉田を投入。前節のチェルシー戦に続く右SBでの起用で、守備固めに入った。サウサンプトンは、このまま完封で2015年初勝利を飾り、4位をキープしている。

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