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[女子選手権]日ノ本連覇!史上初2年連続2冠達成!!常盤木をPK戦で退ける

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[1.11 高校女子選手権決勝 常盤木学園-日ノ本学園 ノエスタ]

 第23回全日本高校女子サッカー選手権大会は11日、決勝戦を行い、日ノ本学園高(兵庫)が常盤木学園高(宮城)を0-0から突入したPK戦の末に4-2で下し、2連覇を達成した。そして、史上初の2年連続夏の総体、冬の選手権2冠を達成した。

 歴代最多5回の優勝を誇る常盤木と昨年度優勝で2年連続の夏冬2冠を目指す日ノ本の意地がぶつかり合った。前半10分には日ノ本学園GK木付優衣が顔面を裂傷。一時は交代選手も用意されたが、治療を経てピッチに戻るなど、気迫のこもったプレーを続ける。その影響で前半は9分間のアディショナルタイムが取られたが、スコアレスのまま、試合は後半に向かう。

 ただ後半に入っても均衡状態は続く。終了間際の後半45分には常盤木学園MF小林里歌子がエリア内で抜け出しクロス。FW杉原遥波が右足で合わせたが、シュートは無情にも右ポストに嫌われた。試合は90分で決着は付かず、10分ハーフの延長戦に進んだ。

 しかし延長戦20分を終えてもスコアは動かず、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。

 迎えたPK戦。先攻の常盤木は1番手のFW白木星がクロスバーに当てて失敗。さらに4人目で登場した主将MF西川彩華のキックを木付がストップ。4人全員が成功させた日ノ本が2年連続で冬の王座を獲得した。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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