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C大阪から川崎Fに完全移籍、退路を断った杉本「覚悟を持ってやってきた」

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 川崎フロンターレは24日、新体制発表会見を行った。セレッソ大阪から完全移籍で加入したFW杉本健勇は、「川崎Fの一員になれて非常にうれしく思っています」とマイクを手に喜びを語った。

 退路を断っての移籍となる。C大阪の下部組織出身で、高校3年生の時にトップチームと契約。ロンドン五輪出場のため、2012年に一時的に東京Vに期限付き移籍していた期間はあったが、22歳にして、C大阪1クラブに限っても、公式戦通算100試合を優に超える経験値を持っている。そんなC大阪を完全移籍で離れるという決断。杉本は、「自分自身、いろいろと悩み、考えた結果、覚悟を持って、ここにやってきました」と、サポーターを前に覚悟を語り、「みんなで喜びを分かち合えるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

 自分自身のここまでの成長にも全く納得がいっていないと話す。「昨季もそうだが、自分の目標としていたところにない」。新天地での背番号9は、自らにプレッシャーをかける意味も込められている。「この番号を付けさせてもらっている以上、ゴールとかアシストという目に見える結果でチームに貢献したい。全選手が思っていることだと思うけど、タイトルを獲る、しっかり結果にこだわりたい」と力を込めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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