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「NIKE MOST WANTED」昨年、“日本代表”として世界と戦ったFW瀧本「世界はやはり違うな、と感じた」

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 世界で戦える若きフットボールプレイヤーを探す世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」(昨年までは「NIKE CHANCE」として実施)は昨年12月24日に「キックオフセレクション」、今年1月25日に「関東セレクション」を行い、計15名が2月21日に横浜みなとみらいスポーツパーク(神奈川)で開催される「NIKE MOST WANTED ジャパン・ファイナル」進出を決めた。

 「NIKE MOST WANTED」のジャパン・セレクションは「キックオフセレクション」「関東セレクション」そして2月8日にJ-GREEN堺(大阪)で開催される「関西セレクション」を突破した選手たちと、日本各地を訪問するナイキスカウトの推薦を受けて参加権を得たプレーヤーが、4月30日開幕の「NIKE MOST WANTEDグローバル・ファイナル」(イングランド)に参加する権利が与えられる“日本代表”2名の枠をかけて戦う。

 昨年、“日本代表”としてイングランドで開催されたグローバル・ファイナルに挑戦しているのが大阪の強豪・履正社高のFW瀧本高志(3年)だ。高校2年生だった昨年、国内選考会で圧倒的な突破力を見せつけて“日本代表”の座を勝ち取り、世界の同世代のライバルたちと「NIKEアカデミー」入りをかけて戦った瀧本が、このあと「NIKE MOST WANTED」の「関西セレクション」「ジャパン・ファイナル」に挑戦する選手たちへメッセージを送った。

―「NIKE THE CHANCE 2013」に挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?
「最初にこういう企画があるという話を初めて聞いた時は何とも思わなかったんですが、ちょうどその頃、高校での練習がなんだか面白くないなと思っていた時期で、セレクションに受かる受からないに関わらず、とりあえず挑戦してみようかなと思ったのが始まりです」

―練習が面白くなくなっていたというのはどういう部分ですか?
「全国大会に出て、チームも新しくなっていく中で、個人的に上手くいかないことが増えて、自分の技術のレベルも停滞している感覚があったからです。『NIKE THE CHANCE』に出ればいい刺激になるかなと思いました」

―高校2年生の時に参加したわけですが、年上の選手たちとセレクションで争うというのはどういう経験でしたか?

「自分は2年生の時から履正社高校で試合に出させてもらっていたので、周りが年上だからといって遠慮するとかはなくて、もちろんピッチ外ではしっかり敬語を使っていましたが、試合中は年齢関係なく、がむしゃらにやりました」


―セレクションという場で競い合う体験というのは、高校生世代の選手たちにとってどんな意味があると思いますか?

「自分のチーム内でも日々競い合いはあると思いますが、まったく知らない選手たちと少ない枠をかけて競い合うというのは、生半可な気持ちではダメですし、とても成長させてくれる体験だと思います」

―瀧本選手はグローバルファイナル進出の“日本代表”2名に選ばれましたが、自分のどこが評価されたと思いますか?
「ドリブルで縦にいくという自分の持ち味、プレースタイルが、セレクションの最後のフルコートのゲームで発揮できたのがよかったかなと思います」

―グローバルファイナルではイングランドに行きました。とても貴重な体験だったかと思いますが、率直に振り返ってどうですか?
「すごくいい経験をさせてもらったと思っています。周りを見渡したら自分より身体の大きな選手ばかりで、最初はビビったりもしたんですけど、技量的には負けていなかったと思います」

―持ち味は出せましたか?
「うまく出せませんでした。フィジカルの差はだいぶ感じました。どの選手も身体が大きくて強くて、速い。『世界はやはり違うな』と感じましたし、なかなか厳しかったです。評価されている選手も、上手いというより、強い、速い選手だったと思います」

―グローバルファイナルを経て成長した点、あるいは反省点は?
「自分が日本で通用しているところが海外ではまったく通用しなくて、いろいろ考えさせられました。そういう考えを持てるようになったというところが成長した点だと思います。反省点は、自分を出し切れなかったことですね。悔いが残っています」

―そうした経験をして、今どういうふうにサッカーと向き合っていますか?
「グローバルファイナルで出会った選手たちは、自分とサッカーに対する考えも違っていて、人生をかけてあの場に臨んでいた選手もいましたし、自分はまだまだ甘い環境だなと思いました。今の目標はプロ選手になることですが、あの場で全然通用しなかったので、当時の悔しさ、反省点を日々感じながら練習に取り組んでいます。世界を知れたことが、今のトレーニングに活きていると思いますし、練習中もたまにあの時のことを思い出して、『ここで通用しても、あっちでは通用しない』、という気持ちでやっています」

(取材協力 NIKE JAPAN)

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