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長谷部フル出場のフランクフルトが2点差追いつく、乾は追撃弾演出もHTに交代

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[2.8 ブンデスリーガ第20節 アウクスブルク2-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは8日、第20節3日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトは敵地でアウクスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。長谷部はボランチでフル出場。左サイドで先発した乾は0-2の前半終了間際にFKから追撃弾を演出するも、ハーフタイムで途中交代となった。

 試合は3連勝中のアウクスブルクが序盤から主導権を握る。前半7分にはFKから相手のクリアミスを突いてDFラグナル・クラバンが先制点。その後も立て続けにチャンスをつくるが、前半14分のMFハリル・アルティントップ、同25分のMFトビアス・ベルナーのシュートはいずれもGKケビン・トラップの好守に阻まれた。

 守護神の奮闘に答えたいフランクフルトは長谷部が前半12分にミドルシュートを狙うが、攻撃は単発。前半37分にはまたしてもセットプレーから失点し、2点ビハインドとなった。それでも前半アディショナルタイム、乾の右FKにFWアレクサンダー・マイヤーが頭で合わせると、GKが弾いたこぼれ球をMFシュテファン・アイグナーが右足で押し込み、1-2。1点を返して後半に折り返した。

 乾はハーフタイムに交代となったが、前半終了間際の追撃弾で勢い付くフランクフルトが徐々に反撃を強める。すると後半25分、DFカルロス・サンブラーノからのクリア性の1本の縦パスにマイヤーが反応。GKとの1対1から冷静に右足で流し込んだ。

 得点ランキングトップを走るマイヤーの今季14ゴール目で2-2の同点。2点差を追いつき、引き分けに持ち込んだフランクフルトだが、2試合連続ドローで6戦勝ちなし(4分2敗)となった。


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