beacon

[ニューイヤー杯]新戦力躍動の浦和が磐田に快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加
 ニューイヤー杯の鹿児島ラウンド2日目が11日に行われ、浦和レッズジュビロ磐田を3-1で下し、大会初勝利を挙げた。大会最終日となる14日は、浦和は清水、磐田は熊本と対戦する。

 第1戦を勝利した磐田と、スコアレスドローで終えた浦和の対戦。しかし試合は、浦和が現状のチームの完成度の差を見せつけた。

 新戦力が期待通りを活躍を見せた。まずは前半10分、カウンターから柏から獲得したDF橋本和がクロス。中で待ち構えた大宮から加入のFWズラタンがコントロールからシュート。これはクロスバーを叩いたが、こぼれ球を拾ったMF宇賀神友弥のシュートのこぼれ球を、最後は仙台から加入のFW武藤雄樹が押し込み、浦和が先制に成功した。

 追加点も浦和。後半25分、右サイドから上がったクロスをDF駒野友一がヘディングでクリア。しかし中途半端になると、胸トラップで受けた橋本が右足ボレーで押し込む。これがGKカミンスキーの脇を抜けて、ゴールラインを越えた。さらに同32分には橋本がダイレクトでサイドチェンジを狙うと、DFに当たったが宇賀神まで通る。エリア内に入った宇賀神は、DF1人を切り返しでかわして、ダメ押しとなる3点目を奪った。

 一方的な展開を強いられた磐田だが、後半42分、MF小林祐希がゴールネットを揺らし一矢報いた。3失点こそしたが、新加入GKカミンスキーがDF槙野智章のPKをストップするなど、見せ場も作った。磐田は10日に元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドを獲得したことを発表。着々とチーム強化も進んでいる。「J1で戦うことをベースにしている」と話した名波浩監督。新戦力を早期フィットさせ、まずはJ2の頂を目指す。

▼関連リンク
2015シーズンJリーグ全クラブ練習試合&PSM日程・結果

TOP