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[ニューイヤー杯]李忠成が4発大爆発!!浦和が“今季初タイトル”賞金300万円

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 ニューイヤー杯の鹿児島ラウンド3日目が行われ、浦和レッズ清水エスパルスを5-3で下した。通算2勝1分で勝ち点を7に伸ばした浦和が、鹿児島ラウンドを制し、賞金300万円を手にした。清水は3連敗で最下位に終わった。

 レギュラー争いが熾烈な浦和にあって、FW李忠成が大アピールに成功した。まずは前半18分、左サイドからのCKを獲得した浦和は、FW高木俊幸のクロスを李が頭で合わせて先制。同24分にはDF橋本和のクロスをまたも頭で押し込み、加点した。

 次は互いに1点ずつを奪って迎えた後半9分、MF阿部勇樹のロングスルーパス一本で裏に抜けた李が、DFに付かれるも粘って左足で押し込み、ハットトリックを達成。同20分にはMF柏木陽介のスルーパスをワンタッチで受けると、右足で蹴り込み、4点目を奪った。

 浦和は今季、大宮からFWズラタンや清水から高木、そしてこの試合の前半29分に得点を奪ったFW武藤雄樹を仙台から獲得。新戦力だけでなく、この試合の前に行われた清水との練習試合(2-2)ではFW興梠慎三も得点してアピールを続けている。そんな中で奪った4得点。競争意識がハイレベルな相乗効果を生んでいる。

 清水も終盤反撃を見せた。後半22分に阿部のパスをMF六平光成がカット。最後はFW村田和哉蹴り込み、1点を返す。さらに同34分にはカウンターから村田が持ち上がり、アーリークロス。DFとGKの間に走り込んだFW大前元気が前半43分に続く得点を奪った。 


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