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名古屋はダークホースでは終わらない…田口「タイトルを狙える戦力はある」

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 ダークホースでは終わらない。名古屋グランパスのMF田口泰士は、タイトル争いを誓った。

 名古屋は昨季、13勝9分12敗の勝ち点48で10位でシーズンを終えた。ただ、序盤こそ降格圏がチラつく順位で苦しんだが、MFレアンドロ・ドミンゲスやFW川又堅碁を補強した後半戦は、中位まで順位を押し上げることに成功した。

 そして若手の成長も見逃すことは出来ない。田口はその代表格で、昨季はキャリアハイの29試合に出場。「僕自身、メンタルが成長できたと思っている」と語るように、初の日本代表キャップも記録するなど、飛躍のシーズンとなった。

「僕たちの世代がやらないといけない。そういう強い気持ちを持ちながら、しっかりやりたいねという話もしています。まだまだ物足りないですけど、僕も中心となって引っ張っていきたい」

 今季から背番号が7番に変更となる。この番号は昨季まで14年間名古屋一筋でプレーし、現役を引退した中村直志氏が付けていた番号で、名古屋の中盤の選手の象徴する番号だ。「7番に恥じないように、7番を汚さないようにプレーしたい」と、力を込めた田口。「タイトルを狙える戦力はあると思います。強い気持ちを持ってやれれば、争いにも食い込んで行けると思います」と、闘志をたぎらせた。

(取材・文 児玉幸洋)

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